こんにちは!エディです。
私がミニマリストとして生活を初めてから7年程が経ちます。
今は心地よい「ゆるミニマリスト」としてシンプルライフを送っていますが、以前は極限までモノを持たない状態の時がありました。
その過去を振り返ると、「あれは捨てない方が良かったかなー」と思うモノもあります。
そのため、今回はこれから断捨離をしようとしている方々が失敗しないように、断捨離の際の注意点を解説していきます。
1 断捨離して後悔したもの
1-1 希少性の高いモノ
これらは、後で結構悔しいと思った時が何度かありました。
それは、手放した後、高額になりプレミア価格がついたり、後で買い直そうと思っていたけれども実はもう市場で買えなくなってしまった事が判明した時です。
私は服が昔から好きで、メゾン・マルタン・マルジェラというブランドが好きです。
そのマルタン・マルジェラの各コレクションのルックから展示会の模様、マルタン・マルジェラへのインタビュー記事がふんだんに詰まった本を持っていました。
題名は「CREAM #9 MAISON MARTIN MARGIELA EDITION 2008」です。
香港発のアート・ライフスタイルマガジン「CREAM」の第9号で、 Maison Martin Margiela 20周年の節目に出版された特別号ですが今は絶版となっています。
この間、ふとまた見たいなーと思った時、今や市場になかなか出回っておらず、たまにメルカリ等で出てきても発売価格の5〜6倍の値段になっているのがわかり、すごく落胆しました。
ですので、以下のように後々想定できるモノは断捨離しすぎない方が良いかもしれません。
- 希少性が高い
- 二度と手に入らない、あるいは入手困難になる
- 後々プレミアがついて高額になる
ただし、注意が必要です。
それは、これらを予想することは難しく、ピンポイントで「これは後々値がつきそうだ」とかはその時点ではわからない事が多いからです。その結果、断捨離できずにモノを整理できなくなるのはよくありません。
そのため、捨てる判断の線引きをする事が大切です。
それを自身で決め、コントロールし、不要な本等を断捨離することができるようになれば、様々なメリットを享受できるようになります。
最終的には、所有する本は少なくて済み、格納するための本棚も不要になって部屋をスッキリさせることができます。
1-2 思い出のモノ
これらは取っておいたほうが良いです。
写真も全部ではないですが、データ化していないネガフィルム等を一部捨ててしまいました。今はもう見返すことができなくなってしまい、しまったなーと思う時があります。
また、学生時代の手紙や日記帳もですが、捨てた時はもう見返すこと等もないだろうと思っていましたが、年が経つにつれて懐かしく見返したいと思った時、モノが少ないと寂しい気持ちになる時がありました。
「過去よりも今」、「今よりも未来」と前向きな思考で生きてますが、やはり過去を振り返る時があっても良いものです。
「あーあんな時もあったなー」とか「こういう事考えていたんだ」とか懐かしく振り返れるのは幸せな事です。
そのためにも、写真や日記類等の当日の様子を振り返れる思い出のモノは、極力捨てずに持っていた方が良いと思います。
あるいは完全にデータ化して保存しておくことです。もちろん取捨選択をしたうえで。
1-3 思い入れのあるモノ
私の場合、本や音楽(CD等)です。
停滞していた時期に何度も聞くことで気持ちが救われていた、好きなアーティストのCDを手放してしまったことを後悔しています。
昔のレコードのようにCDなので擦り切れはしませんが、何百回、何千回聞き、歌詞カードやCDも傷つきながら保管していました。
今でも入手しようと思えば中古等で買うことができますが、やはり何かが違うんですね…。
それは、そのCDにはともに過ごした時間が刻まれていないから。
⇦言葉にすると何か”クサイ”ですが、不思議なことにモノにも長年寄り添うと魂が宿る、情がうつるものです。
それをあまり無下にしてしまうと、人生に潤いがなくなってしまうのではないかと最近思っています。
ですので、基本CDや本類は処分が断捨離の基本ですが、1つ2つと上記のような思いれがあるモノは、残しておくという選択肢があってもよいと思います。
1-4 デスクとチェアー
これらは、生活の質を落とすことになるので持っていた方が良いです。
断捨離モードがピークの時は、目に写るもの全てが不要なものではないかと思う時期がありました(苦笑)。
そこで、これら2つも一度捨てて生活した事があります。
小さなローテーブルと一人がけのソファチェアのみにしたんですね。
そうすると不便で仕方ないんです…。
腰を屈めながらローテーブルで食事、家で仕事をする時は床に座って狭いローテーブル上で作業。快適さがなくなり、生産性が著しく下がりました。
※ローランドさんもローテーブルを無くしています↓
そうなってしまっては本末転倒ですので、再度、デスクとチェアーを準備しなおしました。
快適さやスタイルは人それぞれですので一概に上記のようには言えませんが、自分にとって快適な生活に支障をきたす断捨離はやめておいた方が良いです。
1-5 実家の自分の部屋の家具類
現在、実家の自分がもともといた部屋には、椅子とデスクしかありません。
ベッドもソファも鏡台もありません。全て手放しました。
たまに実家に帰省した際は、客用の布団を敷いて寝ます。
しかし、これが結構大変なのです…。
最低限ベットは残しておけば、シーツを変えるだけで良かったのに…と思うのです。毎回、その準備をするのが大変であり、大抵は親が準備してくれることになるので申し訳なくなるのです。
実家を整理する事はとても大切な事ですが、整理しすぎて利便性が著しく下がってしまうのは良くありません。
何事も加減と生活スタイルを鑑みて行動するべきですね。
2 最後に:後悔しないために必要な3つの考え方
捨てた後に後悔しないために、以下の3つの観点で判断するように気をつけてください。
- 思い出がある昔の写真や日記等、買い直せないモノは慎重になる
- ライフスタイルの利便性に著しく支障が出るモノは捨てない
- 実家等、自分の周りを巻き込む断捨離は、周囲へ配慮して実行する
これは、断捨離で捨て過ぎな傾向にある方にもおすすめしたい考え方です。
ただし、モノに溢れてしまっている人がこれから断捨離しようとする場合は、まずは不要なものからしっかりと捨てていくことが大切なのは言うまでもありません。考えすぎて捨てられないと別の問題を生じさせることになります。
メルカリやヤフオク、買取専門店などに売ることも選択肢に入れながら上手く処理していってください。
なお、売る際に一番お金が入りやすい方法は、メルカリやヤフオクなどで直接ユーザーに自分で売ることです。買取専門店などで売る場合と比べて手間がかかりますが、マージンが発生しないからです。
※メルカリの活用方法の詳細はこちら↓
また、買取専門店の場合は、店舗に持ち込んだりWEB買取(往復送料無料)を利用して郵送で送るだけで良いため、大量のモノの断捨離をする時などに手間が省けて楽です。
<参考>WEB買取OKのオススメ買取専門店
◉衣服や鞄、ファッション小物関連
⭐️カインドオル
⭐️古着買取王国
◉電化製品
◉本/CD/DVD/ゲーム
⭐️ネットオフ
⭐️ゲオ宅配買取
送料無料等のWEB買取であれば簡単に利用することができて便利です。皆さんも処分される時は上手く活用されてください。
以上です。ご覧いただきありがとうございました!
コメント
CDはほぼほぼ聴かないものだらけになっていたら捨てたほうがいいです。
今まで聴かなかったという事は今後もまず聴く事はないですし、捨ててから廃盤になったりサブスクから消えたりして「捨てなければ良かった」と思う事があるかもしれませんが、それは「聴けなくなった」という事実のせいで希少性が増して聴きたいという欲求が出たに過ぎないからです。
自分の場合はどうしてもとっておきたいアーティスト以外のCD(所有していた枚数の9割以上)は全て捨てました。
思い出云々も理解はできますが・・・個人的には物がないと思い出せないならそれ程大事な思い出ではないと思っているので心の中に存在すればそれでいいと思っています。