スマホのバッテリーは20~80%の継ぎ足し充電方法で長持ちする

スマホのバッテリーは20~80%の継ぎ足し充電方法で長持ちする

こんにちは!エディです。

スマートフォンのバッテリーの劣化を抑え、長持ちさせる方法をご存知でしょうか?

その鍵となるのが充電方法であり、スマートフォンのバッテリーとして使われているリチウムイオン二次電池の特徴を理解し、それに合わせた正しい使い方をすれば寿命を延ばすことができます。

今回は、それらの特徴や方法についてご紹介していきます。

1 スマートフォンに使われているリチウム電池とは

1-1 リチウム電池とは

リチウム電池とは、小型で軽量、大容量という特性を持っており、様々な電子機器に採用されています。

ノートパソコンからデジタルカメラ、音楽プレイヤー、最近のドローンや電気自動車などにも使われ、一番身近なところではiPhoneやAndroid等のスマートフォンですね。

非常に便利で万能な電池でありますが、電池の仕組み上、充電と放電を繰り返すことで劣化は進むため、長い間使用していくと満充電してもすぐに電池が切れてしまうようになってきます。

一般的にスマートフォンが2年前後でバッテリー交換をする必要性が出てくるのも仕方がないことであり、私たちに出来ることとしては、いかにバッテリーの劣化を抑えて長く持たせるかということになります。

1-2 リチウム電池は「メモリー効果」が起きにくい

スマートフォンのバッテリーの劣化を防ぎ長持ちさせるためにも、使われているリチウム電池の特徴を正しく理解する必要があります。

大きな特徴としては、下記3つがあります。

特徴
  1. 小型で軽量
  2. 大容量(高い起電力)
  3. メモリー効果が起きにくい

この中でバッテリーの劣化を防ぐポイントとなるのが、3番目のメモリー効果が起きにくいという特徴です。

メモリー効果とは、充電により繰り返し使用することができる二次電池は、電池を完全に使いきる前に充電する「継ぎ足し充電」を繰り返すことで最大容量が減少することです。

スマートフォンに使われているリチウムイオン二次電池はメモリー効果が起きにくいため、継ぎ足し充電をしてもバッテリーの寿命に大きく影響を与えません。

1-3 過度な放電や充電がバッテリーを劣化させる

では、バッテリーの寿命(劣化)に影響することは何かというと、以下になります。

寿命に悪い影響を及ぼすこと
  • 過度な放電や充電は、電池容量を低下させる

放電とは電池がなくなるまで使い切ること(残量0%)であり、過度な充電とは電池が100%になるまで充電すること、100%になっても充電を続けることです。

昔は、電池は継ぎ足し充電をするのではなく、電池を使い切ってから充電し、充電する際は満充電(100%)することが正しい電池を長く持たせる方法だと言われていました。

しかし、スマートフォンに使われいるリチウム電池を長く持たせる方法は真逆であり、電池を放電や満充電することは避け、20~80%の電池残量の中で継ぎ足し充電させることが正しいと言われています。※リチウム電池は20~80%の充電状態で十分なパフォーマンスを発揮できるとされています

この例として分かりやすいのが、AppleのmacOS Big Surの「バッテリー充電の最適化」の機能です。

macOS Big Surでは、「バッテリー充電の最適化」という機能を有効にすることで、所定の条件下で80%まで充電がされたらそれ以上の充電を自動で一時停止したり遅らせたりしてくれるため、満充電された状態を短くして寿命を延ばしてくれます。

電源に繋いだ状態にしておくと、よく80%の状態で「充電保留中 (バッテリーをあまり使っていません)」という表示が出ることがありますのはこの関係です。

最近のiPhoneなどのスマートフォンでも、100%まで充電されると自動で充電を止めるなど過充電を防く機能や80%以降の充電スピードを抑える機能等が搭載される機種が出てきています。

しかし、この機能を過信せずに対応することをオススメします。

2 スマートフォンのバッテリーを劣化させない使い方

2-1 充電の仕方に気をつける

前述したリチウム電池の特徴を踏まえ、以下の使い方を徹底します。

使い方
  1. 充電はこまめに行うこと、20~80%の状態で使用することを常に意識する
  2. 充電器に差しっぱなしにして放置しない(100%の満充電や過充電の時間を作らない)
  3. 充電をしながら音楽を聴いたりゲームをしたりなど使用しない

充電をするときはスマートフォンを操作しない、夜寝る前に充電器にさすことを止めるなど、人によっては習慣を変える必要があるかもしれません。

しかし、これらを意識することでバッテリーの寿命は延びることがあると思いますので是非意識して試されてください。

なお、最近の一部のモデルのiPhoneでは高速充電環境も整備され、18W以上の電源アダプタとApple USB-C-Lightningケーブルがあれば約30分で最大50%まで充電できますので、そこまで実行するのに苦労はしないかなと思います。

私も今までこれらの使い方を手持ちのiPhone7で実行してきましたが、外出先でバッテリーが切れたりすることもありませんでした。

2-2 高温状態になるような使用環境を避ける

夏の直射日光が当たり高温になる車内や窓辺等にスマートフォンを放置したりすると、バッテリーの温度上昇にも繋がりかねません。

言うまでもなく、そのような環境下にスマートフォンをさらすことはバッテリーに大きなダメージを与えることになるので避けるようにします。

スマホケースなどで全体を覆い、放熱出来ない状態で使用し続けることも実はあまりよくありません。カバーをつける際は通気性を意識するか、カバーなしでの使用を検討するのも一つの選択です。

なお、充電したまま放置したり充電しながらスマートフォンを使用することも熱の発生に繋がります。

リチウム電池は熱によって劣化が進むため、熱を発生しないような取り扱い方をする必要があるのですね。

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3 最後に

スマートフォンのバッテリーの寿命を延ばすためには、使われているリチウム電池の特徴を理解し、それに合った使い方をする必要があります。

使い方自体は難しいものではなく、放電や満充電の繰り返し、高温状態になるような環境下での使用を避け、普段から継ぎ足し充電等を意識して行うだけです。

少しの工夫と意識だけで寿命は変わってくるので、是非皆様も実行されてみてください。

以上です。ご覧いただきありがとうございました!

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