大手企業に10年以上勤めているからこそわかるメリットとデメリット

大手企業に10年以上勤めているからこそわかるメリットとデメリット

こんにちは!エディです。

私は新卒で大手企業に入社して10年以上勤めてきました。

私の場合、名前を言えば100%わかる有名企業でもあり、説明に困らない等色々なメリットは確かにあると感じています。一方、今の私のように、リタイアを考えるなど…実態はメリットばかりではないです。

今回、一般論ではなく、実際に誰もが知る有名大手企業で働いてきた実体験をもとに、メリットとデメリットをご紹介していきます。

1 大手企業で働くメリット

1-1 社会的信用度が高い

日常生活で、社会的信用度が高いことを感じる機会は多いです。

【例】

  • 家を借りるとき、不動産業者や管理会社の審査がすぐに通過する
  • クレジットカード等の審査も同様にすぐに通過する
  • 初めて出会った人や会合等で、初対面から信頼を得られやすい
  • 住宅ローンを組む際など、銀行やローン会社からお金を借りやすい(これは、よく上の人が自慢してましたね…)

大手企業に勤めていれば、年収が高く返済能力がある(貸倒しない=リスクが少ない)と判断され、融資を受けやすいです。

また、人付き合いの中で相手の肩書きを重視しがちな人達から初対面で信用が得やすいのは事実です。(本当は相手の肩書きなど関係ないのですけどね)

1-2 給与水準が高い

給与水準は高いと思います。周りを見ていても、年齢を重ねると平社員でも中小企業の部長と同じぐらいの年収であることが珍しくありません。

これは、割合は減っているものの年齢が上がれば比例して給与が上がる仕組みが確立されていることも影響します。また、未払い残業がない、各種手当類が充実していることから可処分所得が多いことも影響しています。

1-3 残業代は必ず支払われる

未払い残業という概念がありません。

私の会社では、労働基準法で定められた割増賃金率以上の割合で残業代が計算され、かつ1分でも所定労働時間を超えれば支払われます。

会社のPCログが記録されているため、基本的にそれらをもとに適正な労務管理が全事業所でされているためです。

1-4 ノー残業デーがある

残業禁止の日が、1週間の中で特定の曜日に定められており残業抑制の社内風土があります。

残業を命じられるというよりは、自分で業務量から換算して上司に残業伺いを立てて承認を得る感じでしょうか。本来は、残業は上司(会社)命令ですが…苦笑

1-5 休みがとりやすい

有給取得がとてもしやすいです。10年以上働いてきて、有給を申請して拒否されたこと(その日はちょっとダメ…等も)はありません。

有給の種類も、法律で定められた日数以上の有給休暇が与えられ、それ以外の休みも書ききれない程独自の休暇があります。こんな休暇もあるの?という感じです。

GW、夏季、年末年始はいつも大型連休です。

1-6 福利厚生が充実している

福利厚生の充実さは、圧倒的だと思います。

  • 数えきれない各種手当類(扶養、子供、単身赴任、住宅、転勤、食事補助、結婚、祝金、etc)
  • 会社が保有する施設の利用
  • 福利厚生会社との連携による様々な補助
  • 健康促進サポート

…etc

会社によって独自の制度も多く、内容は多様ですが生活サポートはとても手厚いです。

1-7 老後の生活の準備資金のサポートがある

まとまった退職金がもらえ、企業型確定拠出年金を導入して掛金を補助してくれる(企業による)など、退職後の資産形成を計画的に実施し易いです。

1-8 法を犯さない限り、クビになりにくい

後述する通り、労働組合が機能し強いため余程のことがない限りクビになりにくいです。

言い換えると、生産性が低く会社に貢献していなくてもクビになることはありません(汗)。それでも会社が成り立つのは、その他大勢でカバーできる人員余力と資本があることが一つの要因です。

1-9 自身の健康を第一にして働くことができる

健康経営のもと、様々な健康促進サポートがあるので、自身の健康状態を把握し第一にしながら働くことができます。これはホワイト企業ならではでしょうか。

産業医体制が整っており、健康相談する機会も多くあります。

1-10 研修や教育制度が整っている

社内研修制度が充実しているとともに、自身の自己啓発のための外部講座含めたキャリアップ制度等もあるため、意欲があれば研鑽する機会は多くあります。

また、MBA留学生制度等もあります。

1-11 労働組合が強く、社員は守られている

上記で述べてきたメリットの全ての土台となるのが、労働組合の存在です。

会社に対して物申すことができる労働組合が強いので、様々な面で社員は守られています。

また、賃金面でも毎年、春闘でベースアップが図られるなど横の団結も強いです。

2 大手企業で働くデメリット

2-1 ジェネラリストの育成になりがち

総合職で入る人は、文理問わず、基本ジェネラリスト思考で育成されます。そのため、個々のスキルが特化型で身に付きにくく、専門性は低い傾向にあります。

特に、現場でプレイヤーとしてスペシャリストを目指す理系の技術系の方が、会社方針で、将来の幹部候補等でマネジメントを重視したキャリア育成になるのは可哀想ですね。私の同期からよく相談を受けました。

転職を将来的に考える人は、先を見据え自分で意識的にスキルアップを図らないとしんどいです。

10年、20年経ってからそれに気づとカバーが大変です。

2-2 合わない上司に当たったらしんどい

従業員数が何千、何万と多いため、様々なバックグラウンドを持った人間がいます。

それはそれで非常に刺激的で良いのですが、やはり自分と合わない人、変わった人もいます。

そして上司がそうなった場合は、絶望的になります。基本、大手企業は縦関係で人事評価が決まります。360度評価等も導入されている企業もありますが、伝統的な大手企業であればあるほど、上司が絶対のケースが多いです。

上司が尊敬できなくてモチベーションが下がったり、振り回されて不運な運命を辿る人も少なくありません。

2-3 組織が大きく複雑なため、社内調整業務が多い

グループ会社含めて組織が複雑に絡み合っており、それら一つ一つが大き過ぎるため、社内調整業務がとても多いです。

非生産的な活動に時間を割くことが多く、管理部門や組織に配属された際は、「何をやっているんだろう…」とやりがいを見失いがちです。

また組織が大きすぎて、ボトムアップで上にモノを言って変えていくことはやりづらく、スピード感もないです。

常に市場の動きから一歩、二歩遅れて動いている感じですね。これに違和感を覚える若手はやはりどんどん離職していきます。

2-4 忖度と社内派閥が出世に影響しやすい

組織の複雑性や合わない上司と当たったらしんどい等前述しましたが、大手企業は、ドラマ等でも見られるように、忖度と社内派閥等の泥臭い部分が出世等に影響しやすいのも事実です。

上にペコペコで下に厳しいという典型的なゴマスリ上司を何人も見てきましたし、「お前は誰につくんだ」等結構冗談ではなく言われた事もありました。

私みたいに忖度が下手で物言うタイプの人間は、結構上司と衝突することが多く苦労しがちです(苦笑)

結構めんどくさい、呆れてしまう風土があるのも大手企業の特徴だと思います。

2-5 組合活動への参加が半ば強制的

労働組合が社員を守ってくれる一方、組合活動が半ば強制的に参加をしないといけない風土があります。

一人でも参加に否定的だと、周りの人間を巻き込みながら説得や指導が入るため、結構その繋がりが煩わしいと思う社員も一定数いるのが実情です。

微々たるお金ですが、非管理者の場合は、毎月組合費も徴収されていますね。

3 最後に

このように、大手企業で働くことは、メリットとデメリットが存在します。

「メリットが大きいからやっぱり大手企業でこれからも働こう」と思うのか、「デメリットの一部分がメリットを凌駕して自分にストレスを与えるから、大手企業からリタイアしよう」と思うのかは、個々人によって変わります。

今回実体験をもとに洗い出してみました。少しでもこんな感じなんだと参考にしていただいたり、あるいは共感していただく部分があれば幸いです。

以上です。ご覧いただきありがとうございました!

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