こんにちは!エディです。
私は会社員で10年以上組織に属して働いています。
俗に言う安定した大手企業に勤め、周囲からは恵まれていると言われる環境にいます。
しかし、ずっと心の中で思い続けているのが、早くリタイアしたい…!という願望です。
その方法として、完全に仕事を辞めるアーリーリタイア、仕事を最低限に抑えるセミリタイアなどがあり、一言でリタイアと言っても異なる意味です(FIRE※経済的自立と早期リタイアとも言いますが)。
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それらの特徴や実現するための方法を整理していきたいと思います。
同じ思いを持たれている方の参考に少しでもなればと記載していきます。
1 セミリタイアとは
1-1 セミリタイアとアーリーリタイアの違い
方法 | 内容 |
---|---|
セミリタイア | ・負担にならない程度で仕事を行う ・時間的や精神的に余裕のある生活を送る |
アーリーリタイア | ・仕事から完全に身を引く ・貯蓄や資産のみで生活を送る |
セミリタイアの先に、アーリーリタイアがある位置付けです。
共通して言えるのが、ある程度の資産が必要だということですね。
そして、その資産の大小でアーリリタイアかセミリタイアを決める場合と、自分の好きな仕事を続けたいか否かで分けられる場合が多いです。
1-2 セミリタイアには明確な定義がない
セミリタイアの条件については、明確な定義がないのが実情です。
例えば、仕事の時間が何時間か、資産がいくらあるのか、生活資金の何割を仕事の収入で占めるか等の判断基準がないのです。
ですので、「仕事漬けの毎日から脱却し、自分にとって時間的に、精神的に余裕を持って生活する」といったことが、セミリタイアのニュアンスに近いと言えます。
「セミリタイア」は「業務量」、「アーリーリタイア」は「時期」にフォーカスした捉え方と考えるとわかりやすいです。
2 会社員のリタイア方法
2-1 セミリタイアとアーリーリタイアのメリットとデメリット
会社員はアーリーリタイアとセミリタイアのどちらを目指した方が良いのでしょうか。
軸となる基準について整理するため、仮に40代で私がどちらかのリタイアをした場合で考えてみました。
【凡例の見方】◎/○:メリット、△/✖️:デメリット
基準 | アーリーリタイア | セミリタイア |
---|---|---|
時間的、精神的な自由度 | ◎ | ◯ |
居住場所等の自由度 | ◎ | △ |
社会的信用度 | ✖️ | ◯※ |
社会との繋がり | △ | ◯ |
子供の教育上の問題 | ✖️ | ◯ |
それぞれメリットとデメリットがありますが、セミリタイアは総じてデメリットが少なく、アーリーリタイアの方がデメリットが目立つのがわかります。
特に、社会的信用度と子供の教育上の問題ですね。
2-2 社会的信用度という問題
リタイアを考える際、どうしても現実的な問題として社会的信用という要素も避けて通れません。
フリーランスは、残念ながら会社員と比較すると社会的信用度は高くはありません。会社員であれば、問題なく行えていたことに苦労するリスクがあります。
例えば、クレジットカードや家を借りるときの審査が通りづらい、住宅ローン等借り入れが必要な時に組めない等。
ですので、「会社員である(大手の場合は特に)」というカードは安易に捨てない方が良いのです。
※リーマントラベラーの兼松氏も、社畜時代からサラリーマンを辞めるのを踏みとどまっていますが、それは会社員が持つ社会的信用度というカードのためです。
気ままに世界各国へ旅行することも、時間とお金、精神的余裕があってこそ実現します。
2-3 リタイアで失敗して後悔しないための方向性
メリットとデメリットで比較した結果、社会的信用度等を考慮するとアーリーリタイアを40歳前後で行うのは少しリスクも伴うことがわかりました。
独身で自身の時間的、精神的余裕を第一に考えた場合はアーリーリタイアがストレスゼロに近づくために良いですが、家族が出来たり、社会的な繋がりを保とうとした場合、デメリットが目立つからです。
ですので、まずは資産を持つことで心の余裕を持ち、最低限の労働でそれ以外は自分の好きなことをするセミリタイアを実現し、そこから時期を見てアーリーリタイアに切り替える方法が良いのではと考えます。
セミリタイアをするために、会社員での給与以外の収入を副業や投資で稼ぐ資産形成が大切になります。
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投資を始めるには、まずは証券口座を開設する必要があります。人気は取引手数料が安く手軽なネット証券であり、「LINE証券」「SBI証券」「楽天証券」が代表的です。
自分が重視する点を軸に選ばれてください。ただし、この中であれば基本的にはどれを選んでも問題ありません。私の様に複数開設してNISAと一般取引などで口座を使い分けるのも一つの方法です。
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証券口座の開設が完了すれば、あとは自分が好きな個別銘柄の株式や投資信託などの金融商品を購入するだけです。
2-4 会社員の業務は最低限とすれば良い
セミリタイアをする場合は、自身の人生における働く割合を徐々に下げていくことになりますが、会社員として組織に属して働くことは続きます。
会社員でいると、理不尽なことやつまらない仕事にも我慢し、複雑な人間関係を捌き、”できない”と言わず、”やりたくない”タスクを頑張って行いガチです。
しかし、セミリタイアをする際は、そういった頑張りや取り組むペースを落とせば良いのです。気分が落ち込んだ時も無理をする必要はありません。
いつでも辞めれるという状態は心に余裕を生み、且つ無駄にがむしゃらに働き、残業もする必要はなくなり、自分の時間や家族の時間を大切にすることができるようになります。
今の会社でそれがダメなら、それができるような会社に変わることも一つの選択です。
今は在宅勤務がベースの働き方になり、毎日の通勤電車に乗る必要がない、自分の自由な時間が増えるなど、働く環境も変わってきていますので条件に合致した環境も探しやすくなっています。
会社員でありつつも自分がやりたいことに使える時間を多く確保し、人生を豊かにしていくことを自分で可能にするのです。
3 最後に
会社員が失敗しないリタイアを実現するには、仕事は自分にとって負担にならない程度に留めるセミリタイアをまずは目指すことが重要だと考えます。
完全なリタイアであるアーリリタイアには、社会的信用度や子供への影響、社会との繋がりの希薄などのデメリットが少なからずあるからです。
セミリタイアでも、時間と心に余裕をもった生活を送ることは可能です。会社員が持つ社会的信用を維持し、残業せずに緩やかに働く(頑張りすぎない)ことで浮いた時間を自分のやりたいことにシフトさせる働き方ができるからです。
そのためにも、株式投資等で資産形成を行い、副業等で収入を得る仕組みを作ることが必要です。
自分の目指すライフスタイルを実現するためにも、早めに動き、日々着実に準備していくことが大切です。
以上です。ご覧いただきありがとうございました!
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