【正しい靴磨きの頻度】やり過ぎは寿命を縮める!日々の手入れが大切

【正しい靴磨きの頻度】やり過ぎは寿命を縮める!日々の手入れが大切

こんにちは!エディです。

皆さんは、愛用する革靴等の靴磨きをどのくらいの頻度で行っていますでしょうか?

私の答えは、「靴が汚れたら(乾燥したら)」です。

私は先週末に愛用している革靴の靴磨きを行いましたが、その靴は半年ぶりでした。

仕事が在宅勤務中心となり、たまの出勤や休日で履く程度では汚れの付着や擦り傷がつきにくかったからです。しかし、革が乾燥しかけていることに帰宅後のブラッシング時に気づき、油分の補給を兼ねて綺麗にしようと磨きました。

靴磨きの目的を理解し、普段からブラッシングの手入れを行うことで必要以上に磨きすぎないことが革靴を長く使うための鉄則です。月1回、●回履いたら1回磨くといった定型的な目安は、実は意味がありません。

今回は、靴磨きの適切な頻度や手入れ方法等についてお話ししていきます。

1 靴磨きの目的

1-1 汚れを取り除いて傷を目立たなくし、油分を補給すること

革靴の靴磨きを行う大きな目的は「革靴を綺麗な状態に保つこと」です。もっと具体的に掘り下げると、大きく以下3点になります。

  1. 付着した汚れを取り除く
  2. 擦り傷を色付きの靴クリームで目立たなくする
  3. 革の油分を一定に保ち、乾燥を防ぐ

付着した汚れが付いたままだと靴が汚らしく見え、ふとしたことで付いた軽い擦り傷を放置しておくとみすぼらしく見える原因となるためです。

また、愛用する革靴の寿命を伸ばして長く使うためには、革製品全般の敵である乾燥から守ることが必要です。革靴がダメになる原因として、履きジワのひび割れである「クラック」が起きることであり、それを防ぐのです。

埃が付着したまま革靴を保管しておくこともNGです。革表面の乾燥が進むからです。そのため、日々のブラッシング(後述)や靴箱での保管が必要になるのです。

これらを理解して革靴を点検し、綺麗な状態に保つことが、靴磨きの目的なのです。

1-2 履きおろす前の新品の靴に油分を補給すること

新品の靴でも履きおろす前に軽くブラッシングを行い、靴クリームで油分を補給することも長く使うためには大切です。

新品でも倉庫等で長期間保管されていた靴は乾燥している事が多いため、ひび割れ等を防ぐためには油分の補給が必要なのです。また、乾燥した革とクリームでしっかり油分が補給された革とでは、履いた時にできる履きジワの出来も全く違います。

乾燥した革の靴が屈折で折り曲がると太い履きジワができ、「クラック」が起きやすい靴になってしまいます。しかし、油分がしっかりある革の靴は細かい履きジワができる傾向にあるため、「クラック」は起きにくくなります。

見た目にも細かい履きジワの方が綺麗で革質がよく見えます。私の様に革靴好きな方が履きおろす前の新品の靴に油分の補給を中心とした靴磨きを行うのはそのためです。

2 靴磨きの最適な頻度

2-2 「月1回、●回履いたら1回磨く」ルールには意味がない

一般的に革靴の靴磨きの頻度として、「月に一度」や「●回履いたら磨く」などの定型的なルールや目安が言われることがありますが、それは正直無意味です。

なぜなら、それぞれの使い方や靴箱の湿度、保管状況等は様々であり、普段履かない靴と毎日履く靴とでは違うからです。

冒頭にも少し触れましたが、私の革靴を履く頻度は激減しました。たまの出勤や休日で軽く履く程度では汚れの付着や擦り傷がつきにくいため、半年近く靴磨きをしなくても良い状態を保てていました。それは、毎回履いたあとに軽くブラッシングで埃や汚れを取り除いてたからということもあります。

この様に、半年近く靴磨きをしていなくても問題がないケースもあります。逆に、ハードな使い方を行い、ブラッシングなどの日々の手入れを一切しない方は、靴磨きの手入れの頻度は高くなる場合があります。

つまり、靴磨きの頻度は一律で定義ができるはずがないのです。

2-2 「汚れが目立ち、乾燥が気になり始めた」時に靴磨きをする

では、靴磨きをするタイミングはいつなのかというと、それは、「汚れや傷が目立ち、乾燥が気になり始めた時」です。

東京有楽町にある東京交通会館で靴磨きを行う「千葉スペシャル」の靴磨き職人の方に、東京にいる時に何度かお世話になったことがありました。

靴を磨いてもらっている時にはいろんな話をしましたが、靴磨きの頻度については「汚れたらで十分」と仰っていたのを今でも思い出します。前述した様に、靴の使い方は十人十色だからです。

革靴の日々の手入れをしっかりされている方はよくわかると思いますが、家に帰ってきたらブラッシングを軽くかけるだけでちょっとした汚れや傷は取れてしまうのです。ブラシが育つと微量なクリームが毛に残っているため、油分もブラッシングだけで補給できます。

※日々のブラッシングには、豚毛ではなく馬毛のブラシをご利用ください。

そして、ブラッシングをしていく過程で汚れや傷が取れない、油分が足りずに乾燥しかけていると気づいた時に、リムーバーを使った汚れ落とし、クリームの塗り込み、(必要に応じて)ワックスによる磨き作業を行います。この一連の流れを習慣化することが長く使うためには大切です。

この様に、靴磨きをする頻度は定型化するではなく、日々のブラッシングする中で「汚れているな」と感じる時に行えば良いのです。

これは、革靴の種類にも関係ありません。GUの安価な革靴だろうとスコッチグレインやリーガルのブーツ、高級靴のオールデンのローファーでも同じです。 

私は昔から革靴をその様に手入れし、一つの靴を10年以上使ったりしています。

なお、スニーカーの手入れも基本同じです。しかし、少し毛色は違い、寿命の考慮等が必要です。

2-3 靴磨きのやり過ぎは、革が痛んで寿命が縮む

靴磨きのやり過ぎには注意してください。

何事にも良い塩梅があり、やりすぎないことが実は重要です。革も人間の肌と同じで過剰な手入れは傷む原因となります。

汚れを取り除くリムーバーは必要以上の摩擦を与えてしまうきっかけになり、過剰な油分補給はカビの発生原因となります。

適度な手入れが重要であり、過剰な靴磨きをしなくても済むような日々の使い方やブラッシングが大切なのです。

<参考>靴磨きセット(道具)のご紹介

靴磨きを行うときに必要な道具をご紹介しておきます。

  1. リムーバー(汚れを取り除く)
  2. 馬毛ブラシ(埃などを取る、最後の仕上げのブラッシング)
  3. クリーム(無色、有色)
  4. ペネトレイトブラシ(クリームをつける)
  5. 豚毛ブラシ(クリームを伸ばす)
  6. クロス(余分なクリームを除去し、靴を磨く)
  7. アメダス(水・油をはじく)

1.リムーバー

2.馬毛ブラシ

3. クリーム

4. ペネトレイトブラシ

5. 豚毛ブラシ

6. クロス

7. アメダス

ワックスは必須ではありません。慣れた方は、100円均一で売られているワックスで綺麗に仕上げたりしていますね。私はワックスは使わない派です。

また、初心者の方は予め必要な道具がまとめられた靴磨きセットで準備すると簡単にできます。

シューキーパー(シューツリー)も忘れずに準備してください。シューキーパーを使うことで普段から型崩れを防ぐのはもちろん、クリームを細部まで塗りやすく磨きやすいです。シューキーパーを使わないと磨く際に少しの力で革靴の型崩れが起きやすいので必須です。

なお、私は色々なシューキーパーを探し求めましたが、画像のモノに落ち着きました。

値段以上に本格的な作りでコスパもよく、重宝しています。木製なので湿気を吸収してカビ予防になり、消臭効果もあります。

3 最後に

靴磨きの頻度として、「月に一度」や「●回履いたら磨く」などの定型的なルールや目安は正直無意味です。

革靴の使い方や保管状況などは十人十色です。そのため、靴を磨くタイミングは、日々のブラッシングの手入れの中で「汚れや傷が目立ち、乾燥が気になり始めた時」です。

これはどんな革靴の種類にも共通して当てはまることであり、靴磨きのやり過ぎで革を傷めて寿命を短くすることは避けてください。

なお、靴を磨く際は一般的な靴磨きセットを揃えれば十分に対応できますので、初心者の方も安心して行われてください。

以上です。ご覧いただきありがとうございました!

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