こんにちは!エディです。
今回は、一人暮らしをすることになって初めて部屋探しをされる方向けに、失敗しない賃貸物件の選び方のコツをご紹介します。
大学入学で初めて上京する学生の方から新入社員として新たな土地で新生活を送る社会人の方、気分新たに一人暮らしを始める方まで参考になる情報を記載していきます。
私自身、15年以上東京や大阪など全国5ヶ所で一人暮らしをしてきているため、部屋をどういった観点で選ぶと正解なのか、または失敗するのかを経験しています。
その実体験を踏まえて参考になればと思います。
1 一人暮らしの賃貸物件の選び方のコツと注意点
1-1 騒音対策と冷暖房代の節約になるRC造/SRC造を選ぶ
・建物構造の種類
賃貸物件のマンションやアパートで構築されている建物構造は、大きく以下の4種類です。
新築物件やマンションはRC造あるいはSRC造が多く、アパートはS造や木造が多いです。
・RC/SRC造は防音性や冷暖房効率が高い
防音性や耐久性は、RC造>SRC造>S造>木造となります。
RC造のマンションは総じて密閉性が高い構造で造られる傾向が高く、冷暖房の効きがとても良いです。
私の今の住居はRC造の密閉性の高いマンションであり、夏だと冷房28~29度で涼しく、冬は暖房19~20度で十分暖かいため、無駄に温度を上げ下げする必要がないので年間の電気代が節約できています。
また、RC造は壁の間がコンクリートで埋められているため防音性が高く、一人暮らしで一番抱えやすい隣人との騒音トラブルが起きにくいです。
そのため、RC造あるいはそれに準じるSRC造を選び、防音性や耐久性が低いS造や木造は選ばない方が良いです。
・コンクリート剥き出しは避けた方が良い
デザイナーズマンションなどに多いRC造のコンクリート剥き出しの物件は、お洒落で高級感がありますが選ばない方が良いです。
なぜなら、コンクリートが剥き出しのため冬がとても寒く、暖房代が嵩みます。
また、他にも新築の場合はコンクリートの色が家具や布団につきやすい等のデメリットがあります。
私はお洒落で高級感がある部屋が好きなので一時期こういった物件に惹かれたこともありましたが、上記のデメリットがあるため断念しました。
1-2 デメリットが多い1Rではなく1Kを選ぶ
一人暮らしをする際、1R(ワンルーム)か1Kかで悩むことが多いと思います。
平均的な予算で物件を探す場合は大体6~10畳(帖)程度の広さになり、1Kか1Rの二者択一になるからです。
では、どちらを選んだ方が良いかというと、圧倒的に1Kを選ぶことをオススメします。
1Rは玄関やキッチン等と寝室の間切りがないため、生活をしていくうえでストレスに感じるデメリットが多いからです。
1Kにすればこれらのデメリットがなくなるため、1Kを選んだ方が良いのです。
1-3 部屋を整理し広く保つために大きなクローゼットは必要
クローゼットが服を数着かけれる程度の大きさの部屋がありますが、生活していくと不便に感じて後悔することが多いです。
なぜなら服自体は、最悪ハンガーラックを活用すればなんとかなるかもしれませんが、羽毛布団や大きな荷物を置く場所がなくなるからです。
夏はタオルケット等の薄地の布団になるため、冬の羽毛布団や毛布はどこかに収納しておく必要があります。そんな時、クローゼットが小さいと入れておけないのです。また、他にも大きな荷物をどこかにしまいたいと思った場合も同様ですね。
そうなると、どうしても部屋の中にクローゼットに入りきらなかった服や布団、大きな荷物を置くことになり、部屋が狭くなり、且つ散らかっていきます。
そのため、部屋を広く整理整頓するためにも、クローゼットは大きければ大きいほどよいです。
1-4 害虫対策として低階層は避けた方が良い
害虫であるゴキブリや蜘蛛等が苦手な人は女性の方を中心に多いと思います。
私も嫌いです…苦笑
一人暮らしの場合は自分で解決するしかないので、それらに出会わないようにすることが大切です。
そのために、1階などの低階層の部屋は避け、6階以上の部屋を選ぶことが重要です。
株式会社オウチーノ「住居内の「虫トラブル」実態調査」の調査によると、6階以上になると害虫の出現率がガクッと落ちるそうです。
私が今3年住んでいる部屋も6階以上ですが、一度も出ていません。
もちろん、引っ越し時に一緒についてきてしまったりと侵入経路を完全に防ぐことができませんが、出現する確率が減るのは確かです。
ゴキブリなどの害虫は配管を伝ってマンション内を移動しますが、上がってくる高さに範囲があるのだと思います。
また、1階に飲食店やスーパー、コンビニ等があるマンションや、どうしても1階を選ぶ際も近くにゴミ捨て場(回収所)がある部屋は避けることが重要です。
1-5 メリットしかない角部屋を選ぶ
角部屋は片側しか隣人がいないため、騒音等のトラブルリスクが低くなります。
ベッドを隣人がいない側に設置すれば隣を気にすることなく眠ることができ、テレビや音響機器も同様に、隣人がいない側に設置すればある程度の音量でも気にすることなく楽しむことができます。
角部屋自体が人気のため、良いマンションを見つけたとしても角部屋が全て押さえられている場合も多いですが、空いている場合はすぐに押さえた方が良いです。
他の部屋より料金も少し高めに設定されている場合がありますが、不要な初期費用を抑えながら賢く確保されてください。
↓家賃や初期費用の値下げ交渉の方法はこちら↓
1-6 優先度が高い日当たりは南向きを選ぶ
一人暮らしでも毎日の生活を快適に気持ちを塞ぐことなく暮らすために、部屋の日当たりはとても重要です。
南向きであれば冬でも部屋の奥まで日光が届くため、一日の大半を明るい環境で暮らすことができ、洗濯物も外で干しやすくなったり窓際の結露対策などのメリットもあります。
また一人暮らしを始めると、どうしても一人だと気分が落ち込んだり塞ぐこともでてきます。
そんな時、太陽の光というのはとても重要で、自立神経を整えるためにも朝起きたらカーテンを開けて太陽の光を浴びることが必要です。
そのためにも、部屋の向きというのは重要なのです。
2 部屋選びの失敗談から学ぶこと
2-1 「隣人がうるさい」トラブルを事前に防ぐ
過去、色々と苦労しながらやっと見つけた物件にワクワクしながらいざ住み始めたところ、隣人がうるさいことがわかり、ショックを受けたことがありました。
日常生活に支障をきたす騒音は、快適な一人暮らしを台無しにします。
そこで私が反省したのが、契約前に以下のような確認を事前にしなかったことです。
事前に隣人がどういう人かを具体的に聞くことは個人情報の観点から難しいことが多いですが、騒音トラブルの有無等については教えてもらえることがあります。
また、聞き出せなかった場合でも、騒音トラブルが過去にあったマンションには、「深夜や早朝の話し声や音楽の音は、近隣の迷惑になります」などの騒音注意の張り紙が貼ってあるものです。
それらを注意深く確認していれば、入居した後に騒音トラブルに巻き込まれるリスクも下がります。
2-2 部屋よりも住む環境を重視した方が良い
一人暮らしを始めて数年のまだ経験が浅い頃、住む環境よりも部屋の良さで決めたことがありました。
周辺の環境は、駅から遠かったりスーパーや飲食店もないなど快適とは言えなかったですが、新築でデザイナーズマンション、家賃も手頃で高層階、日当たりや構造も問題ない等の条件に惹かれたからです。
しかし、いざ住み始めるとやはり不便さが部屋の快適さよりも際立ち、1年も立たずに引っ越したことがあります。
その経験も踏まえ、部屋も大切ですが、それよりも住む場所の環境がより大切だということをお伝えしておきます。
なお、住む場所(周辺環境)の選び方については、↓の記事でご紹介しています。
物件探しと同じくらい住む地域の選び方は重要です。
<参考>引越しを便利にお得に行う
①部屋探しは、物件探しサイトを活用する
賃貸物件を探す時は不動産屋に行って内見をすることになりますが、ネット上で事前に自分でめぼしい物件を探しておくことをオススメします。
理由は、自分の条件に合致した物件を取りこぼさないようにするためです。
不動産屋に行って条件を伝えて物件を探す際の時間は、最大で1~2時間程度です。相手はプロなので、条件を汲み取りながら合いそうな物件を提示してくれますが、全て網羅するのは限界があります。
ですので、事前に家でオンラインの物件探しのサイトでじっくり条件検索で探しておくのです。
不動産屋の店舗で探す時間よりも遥かに長い時間探すことができ、自分の探したい物件の特徴もより具体化してくるメリットもあります。
⭐️アパマンショップ
賃貸マンションやアパートの情報を多数掲載されているため、気になる物件等があればお問い合わせしてみてください。
②引越し業者の無料一括見積もりを利用する
引越しをする時は、引越し業者の無料一括見積もりが必須です。なぜなら、引越し料金を最大限安くできるからです。
例えば、テレビCMでもお馴染みの引越し侍であれば、現住所と引越し先の郵便番号、引越しタイプ(単身or家族orオフィス)を入力するだけで、学生の引っ越しや単身パック、レディースやシニア向けプラン、 家具だけの引っ越し見積もりなどライフスタイルに合わせた引越し見積もりが可能です。
⭐️引越し侍
こういったサイトを賢く活用しながら、少しでも安くお得に引越しをされてください。
③火災保険は自分で安い保険会社を選ぶ
物件を契約する時に必要な火災保険は、不動産会社が提示する保険会社は避けた方が良いです。なぜなら、中間マージンが乗っかり相場よりも高いことが多いからです。
そのため、自分で火災保険の一括見積もりサービスなどを利用して見積もりを取り、自分で安い火災保険会社を見つけた方がお得です。
不要な補償を無くして最小限にし、保険料を安く済ませてみてください。
3 最後に
一人暮らしを初めてする方でも、部屋探しのコツさえ分かっていれば失敗も少なくなり、自分が気に入る物件をきちんと選ぶことができます。
一人暮らしを楽しく快適に送るためにも、ご紹介したポイントを参考にしながら部屋探しをしていただけたら幸いです。
以上です。ご覧いただきありがとうございました!
コメント