【100円投資のすすめ】少ない資金やリスクで投資信託や株が買える

【100円投資のすすめ】少ない資金やリスクで投資信託や株が買える

こんにちは!エディです。

以前から「貯蓄から投資へ」が叫ばれていましたが、コロナ禍に将来のことやお金について考える機会が増えてから、投資を始める人が今増えています。

※私が投資を始めたきっかけ↓

投資を始めるには、まず証券口座を開設し、それから自分で選んだ企業の株式に投資するのか、ファンドに運用を任せる投資信託にするのかなどを決めていきます。

※オススメの投資信託銘柄はこちら↓

そして、最後にいくらからスタートするのかを決めます。

個々人によって投資できる資金は異なり、「投資に充てることができるお金が少ない」「まだよくわからない投資に最初から大きなお金を使いたくない」という方もいると思います。

そんな方には、「100円投資」がオススメです。

少ない資金から始めることができ、リスクを抑えながらコツコツと投資ができるからです。その堅実な手法から、最近ではOLや主婦の方などからも人気です。

1 100円投資とは

1-1 1株単位で単元未満株、1銘柄100円単位で投資信託を購入すること

現在の株式投資は、基本「1単元(100株)」という単位で取引します(昔は銘柄によって1株、100株、1,000株など1単元の株数が異なっていました)。

例えば、株価が1000円の株の最低必要資金は1000円×100株=10万円となります。そのため、株価が数百円でも数万円が必要になり、ある程度の資金が必要です。複数の銘柄の所持や分散投資となると数十万円〜にもなります。

しかし、実は1株単位で買える仕組み「単元未満株」というのがあります(※ミニ株という言葉もありますが、定義が不明瞭のため「単元未満株」に統一します)

単元未満株は1単元(100株)に満たない株数の取引が可能であり、1株だけ買うことができます。

単元株であれば、株価1000円の株を購入するには100株分の資金10万円が必要でしたが、単元未満株であれば、1株分の資金1000円のみでOKです。

つまり、株価100円の株であれば100円から買うことができるため、100円投資が可能になるのです(※別途売買手数料は必要)。

また、投資信託商品でも100円投資が可能です。

投資信託は「1単元」という概念がないため、100円から投資が可能な証券会社を選べば良いだけです。SBI証券などでも、取り扱う投資信託銘柄(2700弱)のほぼ全てが1銘柄100円から購入が可能になりました。買付手数料も無料です。

1-2 1株から買えるオススメの証券会社

私が実際に利用している1株から買える証券会社のオススメはLINE証券(いちかぶ)とSBI証券(S株)です。後述しますが、買付手数料が安く、手軽に利用し易いからです。

LINE証券

LINE証券口座開設
  • 野村ホールディングスとLINEの子会社により共同設立
  • LINEアプリで簡単に手軽に数百円からあの有名企業の株が買える
  • LINEポイントを使って投資が可能
  • 投資に興味があるけど不安・難しそうと思う人にオススメ

SBI証券

SBI証券[旧イー・トレード証券]
  • 1999年にインターネット取引サービスを開始したネット証券の先駆け
  • NISA口座開設者数180万超で主要ネット証券No.1(2020年9末時点)
  • 業界屈指の格安手数料
  • 豊富な投資信託商品(2,680本)
  • 安心便利に取引がしたい人にオススメ

なお、すべての証券会社が対応している訳ではありません。例えば、楽天証券は単元未満株を取り扱っていないため不可です。

ただし、楽天証券は後述する投資信託商品がポイントも使えてオススメです。

2 100円投資にデメリットはある?意味ない?

2-1 単元株と単元未満株の違い

1株から株を買える単元未満株と通常の単元株と比較をしてみます。

単元株単元未満株
株主優待
※持ち株数に応じる
ありなし
※「あり」の株もあり
配当ありあり
議決権ありなし
売買手数料ありあり
※手数料には注意
リスク高い低い
リターン高い低い
※長期投資で高くなる

表を見てもらえるとおり、単元株にあって単元未満株にないものは、「株主優待や株主総会における議決権(※)」と「株主優待」のみです。(※)単元未満株でもそれ以外の権利、例えば、利益配当請求権や書類閲覧謄写権、株主代表訴訟提起権等の株主の権利は認められています。

なお、単元未満株でももらえる株主優待も一部ですが存在します。

2-2 単元未満株が100株になったら単元化できる

単元未満株は100株になったら単元化できます。SBI証券などでも受付をしています。

単元化すれば単元株と同様の位置付けとなるため、議決権や株主優待の権利を得ることになります。

そのため、単元未満株からのスタートでも問題ないのです。

なお、株主優待の権利獲得には企業が定めた条件(指定株数や保有期間)があるため、各企業毎に異なります。

2-3 売買手数料は割高にならないように注意する

ただし、売買手数料には注意が必要です。

毎日少額から積み立てし易い100円投資は取引回数が多くなるため、その分売買手数料が発生して割高になる場合があるからです。

しかし、買付手数料が無料の証券会社(SBI証券※キャッシュバックにより実質無料やLINE証券※3000円未満は6~15円)などを選べば特に問題ありません。

2-4 時間分散と銘柄分散投資でリスクを少なくできる

毎日コツコツ少額(おつり程度のお金でもOK)で積み立てることで時間分散ができ、単元株への投資よりもリスクが少なく済みます。

少額のため様々な企業への投資が可能になり、銘柄の分散投資のメリットも生まれます。

リターンは少額投資のため高額投資よりは低くなりますが、長期投資をすることで高めることも十分可能です。

投資で一番大切なのは、「市場から退場せずに長期間投資を続けること」だからです。

個別株への高額投資をレバレッジをかけて短期で勝負し、含み損を抱えて投資を続けられなくなる人も大勢います。100円投資はそういったリスクとは対極にある投資手法と言えます。

2-5 単元株と単元未満株のメリットとデメリットのまとめ

メリットとデメリットをまとめます。

メリット・少額から有名企業の株へ投資可能
・数万円で様々な企業への分散投資が可能
・長期積立がしやすく時間分散が可能
デメリット
(注意点)
・手数料が高くなりやすい
(対策:手数料が安い証券会社を選ぶ)
・リターンが少なくなる
(対策:長期投資で積み上げて増やす)
・株主優待や議決権はもらえない
(対策:単元化で可能)

少額なので初心者でも安心して始めることができ、リスクを抑えた投資や長期積立によるリターンも狙えます。

いくつか存在するデメリットも表に記載した対応をすれば大きな問題となりません。

100円投資は、うまく活用すれば投資の大きな味方になるのです。

3 100円投資には投資信託もコストやリスクが少なくオススメ

個別に買いたい企業の株がない方や難しくてわからないという方には、投資信託商品を毎日100円から積み立てすることをオススメします。

100円投資は少額資金を長期間積み立てすることが基本であり、その性質と近い特徴を持つのが投資信託だからです。

年間40万円(上限)の金額を非課税で20年間運用できるつみたてNISAであれば、毎日100円から積み立てる設定でコツコツと投資できます。

投資信託には年率5%や10%のリターンを超える商品も多くあり、毎日少額の資金を拠出するだけで運用をプロに任せることができるため、手間もかかりません。

また、買付手数料も無料なため、単元未満株の投資のようにコストも最小限で済みます。

初心者の方には、まず「つみたてNISAで投資信託商品を年間40万円で20年間コツコツと貯める」ことが、一番コストやリスクが少なく、且つリターンを狙えるオススメの手法です。

SBI証券

SBI証券[旧イー・トレード証券]
  • 1999年にインターネット取引サービスを開始したネット証券の先駆け
  • NISA口座開設者数180万超で主要ネット証券No.1(2020年9末時点)
  • 業界屈指の格安手数料
  • 豊富な投資信託商品(2,680本)
  • 安心便利に取引がしたい人にオススメ

楽天証券

  • 楽天市場を運営する楽天グループのインターネット証券
  • 「マーケットスピード」等のツールが充実。PC・スマホでも取引が簡単
  • 業界屈指の格安手数料
  • 楽天ポイントが貯まる
  • お得に口座開設や取引をしたい人にオススメ

投資信託商品への投資は初心者の方でも始めやすいので、NISA制度を活用しながらスタートしてみてください。

4 最後に

少額から始めることができる単元未満株や投資信託商品への100円投資は、まとまった投資資金がない、最初から投資に多額のお金を拠出するのに不安がある初心者の方などにオススメの方法です。

まずは、LINE証券SBI証券楽天証券など100円投資が可能な証券会社の口座を開設し、早くスタートをされてみてください。

投資は長期運用でリターンが大きくなる性質を持つため、早く始めれば始めるほど利益を生み出す可能性が増えます。

やらないことがリスク(機会損失)という視点で、まずはリスクが少ない少額投資から始めてみてはいかがでしょうか。

以上です。ご覧いただきありがとうございました!

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