【おすすめアニメ】エセルとアーネスト ふたりの物語は温くて美しい

【おすすめアニメ】エセルとアーネスト ふたりの物語は温くて美しい

こんにちは!エディです。

今回は、おすすめアニメのご紹介で、「エセルとアーネスト ふたりの物語」です。

世界中で愛されている「スノーマン」や「風が吹くとき」等の名作を生み出した英国の絵本作家レイモンド・ブリッグズが、自身の両親の人生を描いたハートフルなアニメです。

原作「エセルとアーネスト」は、1999年、英国の「ブックアワード最優秀イラストブックオブザイヤー賞」を受賞しています。

観終わった後、とても温かい気持ちになれる子供から大人までオススメのアニメです。

※ネタバレありです。

1 アニメ概要

1-1 概要とあらすじ

1928年、ロンドン。楽天的で陽気な牛乳配達のアーネストは、生真面目で働き者のメイドのエセルと恋に落ち、結婚。最愛の息子の誕生、第二次世界大戦の苦難、戦後の経済発展を経て、ふたりが同じ年に世を去る1971年までを描いた傑作絵本が原作です。

どんな時代にも、ありふれた日々の暮らしの中で、些細なことを笑いあえる時間を大切に生きたエセルとアーネストの姿が、これほどまでに愛おしいのは、この物語が世界中のどこにでもいた多くの父母の物語でもあるからです。

公式HP

実在の人物の物語であり、それがどこにでもいた(あてはまる)普通の家族だからこそ、世界中の皆が感情移入できるアニメです。

日々の暮らしや感情の機微を丁寧に愛おしく描かれており、とても温かい気持ちにさせてくれます。

本作は、2019年9月に劇場公開されたアニメ映画になります。

1-2 特徴

・手描きのアニメーション

絵本の世界を基調にした優しい絵のタッチ、色調で描かれるアニメーションは、手描きで構成されています。処理自体はコンピューターのようですが、とても温かい世界観を作り上げています。

・原作者のレイモンド・ブリッグズがエグゼクティブ・プロデューサー

彼が本作のプロデューサーとして参加していますので、原作の世界観を損なうことなくアニメーションが出来あがっています。

ちなみに、アニメに入る前の冒頭のシーンに初老の男性が出て来ますが、レイモンド・ブリックズ本人ではないようですね。私は初め勘違いしました…

・エンディング曲はポール・マッカートニー

原作者のブリッグズの大ファンだったようで、本作におけるエンディン曲を担当しています。

ポール自身の母への想いを込めて作曲をしており、彼自身が演奏し歌っているラストのエンドロールは作中の雰囲気とマッチし、アニメが終了した後の余韻に浸るのにもとても貢献してくれます。

アマゾンプライムビデオでも観ることができます。

2 感想

2-1 とにかく温かい気持ちにさせてくれる

絵本を基調とした手描きで描かれたアニメーションのため、絵のタッチや色調がとても優しい。かといって映像が粗いという訳ではなく、とても繊細で美しいです。

そんな世界観の中、エセルとアーネストの夫婦の物語が仲睦まじく観ていてとてもホッとする、ホッコリする感情を抱かせてくれます。

この夫婦が良いコンビなんですよね。

細かいことを気にしない明るく陽気なアーネストと、少し地味で神経質で真面目なエセル。うまくお互いの良いところが不完全さを補完しあって噛み合っている感じがまた素敵だなーと思います。

独身の私にとって、結婚して家族を作ることは良いかもと思わせてくれるようなハートフルな夫婦です。

そして、子供であるレイモンドが生まれて、また生活に変化が訪れますが、二人の絶妙なコンビで温かい家庭を築いていきます。

レイモンドが田舎へ疎開する際の夫婦の心配で寂しい気持ち、レイモンドとエセルの距離感の変化等、細かい心情の機微についても描かれています。

そして、レイモンドが成長するにつれて、二人も老いていきます。

変わらず仲睦まじく生活を送っていきますが、避けられない老いに対して残酷な結果が迫り、アーネストがエセルを看取っていく。この過程にはグッとくるものがありました。

本編通して感じるのは、一貫して家族の中に愛があり、飾らず決して裕福ではないけれど幸せな生活を送っていたという事実。

物質主義で競争社会の現代、とにかく人と比べ、豊かになることを追求しがちですが、何気ない生活にも幸せはあるということに改めて気づかせてくれる物語、アニメだと私は思います。

2-2 戦時中の体験や懐かしい生活用品が登場する

時代背景は第二次世界対戦前後であり、戦時下の状況も丁寧に表現されています。

イギリスの階級社会の様子やヒトラー、ヒロシマへの原爆投下の話題も出てきます。子供の郊外(田舎)への疎開や防空壕の話など、日本でも馴染み深いとともに、戦争はどの世界でもやはり苦しいものなんだという気持ちにもなります。

また、ブラウン管テレビやダイヤル式の黒電話なども登場し、日本人でも馴染みのあるモノたちが描かれており、懐かしい気持ちにもなりますね。

3 最後に

とても温かい気持ちになれるこのアニメーション映画をぜひご覧になってください。

きっと観ていくうちに温かい感情が積み重なり、最後はグッと涙が出るような気持ちにさせてくれます。

派手さ等とは対極な静かで温かいこの物語を、一度じっくり観てみてはいかがでしょうか。

以上です。ご覧いただきありがとうございました!

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