こんにちは!エディです。
先日7/23に東京2020オリンピックが開幕し、毎日様々なスポーツ競技が開催されています。
皆様もコロナ禍の影響による無観客試合のため、テレビやパソコン等のライブ配信で楽しんでいることと思いますが、こんな風に感じることはありませんか?
「実況がうるさくて邪魔だなあ…」
私は、最近よくこんな風に思っていました。
事実、実況なしでスポーツ観戦をすると驚くほど快適に視聴できます。
今回は、スポーツ中継の実況に対して思うことや実況なしでの視聴の良さ、実況のオンオフを選択できる仕組みの提案等を記載していきます。
1 中継等の実況解説に感じること
1-1 アナウンサーの声がうるさくていらない
実況でよくありがちなのが、アナウンサーが絶叫したり絶えず喋り続けることで競技に集中できないということです。
アナウンサーとしては、中継を観ている視聴者に試合のルールや様々な情報を伝えて盛り上げる役割を持っています。
ですが…、行き過ぎるとただのうるさい雑音になり正直不快に感じ始めてしまいます。
野球のホームランやサッカーのゴールシーン等限られたシーン以外での「あーーーー!!!」や「惜しい!!」、「危ないーー」等の絶叫は、ビクッとしますし落ち着いて…と言いたくなるのです。
また、大袈裟な表現を多用する方には聞いていて呆れてしまうこともありますし、緊迫感のある状況でじっくり見守りたい時に延々と無駄に会話を続ける方にもとにかく黙って欲しいなーと思います。
先日の五輪の開会式の国歌斉唱場面もそうです。
私も大好きなMISIAさんが素晴らしい歌声を披露されました。
私は実況なしのライブ配信で視聴していたため静かにじっくりその圧巻のパフォーマンスに浸れることができましたが、後でテレビの地上波のハイライトを見ると、歌う直前までアナウンサーの会話が続き、今までの「君が代」とは違ったイントロが流れたという重要な変化も気づくのが難しそうでした。
これを見て私はうわー…と苦笑いし、ライブ配信で視聴して良かったと思いました。
1-2 不必要な情報や解説が自身の直感の邪魔をする
スポーツに限らずイベント等を視聴している時、その模様を自分の感性や感覚で純粋にどう感じるのかということをファーストインプレッションとして大切にしたいと私は思っています。
目の前の出来事を自分の五感でどう感じるのかを私は常に信じたいためです。
その時、自分の判断や感覚の邪魔になるのが必要としない他人の批評や解説です。
実況中継の時に往々にしてあるのが、実況者の主観にもとづく感想であったり批評や知りたくもない情報を延々と伝えられることです。
例えば、サッカーの試合でどの選手の働きが良い悪い、この場面はこうするべきだった、これはいけない等は、自分で見て感じとって判断していきたいのに常に実況者の主観が入ってくるため誘導されがちです。
純粋に目の前の試合を自分の五感で楽しめないのです。
必要な情報については事後で仕入れて振り返ればよく、その時に本当に必要な情報というのは実は案外少なかったりするので邪魔なだけです。
2 実況解説なしの良さと今後の中継のあり方について
2-1 東京オリンピックの実況なしでの視聴は驚くほど快適
私はテレビを断捨離したため、東京オリンピックはパソコンでNHKプラスやgorin.jpを活用して開会式から競技観戦まで視聴し楽しんでいます。
テレビ視聴ではなくライブ配信の視聴のために実況のオンオフが可能であり、常にオフにしています。
この環境での視聴をここ数日続けて感じることは驚くほど快適だということです。
快適に感じるところは主にこんな感じです。
※これは、無観客試合の影響もあるとは思います。選手たちの掛け合いの声、ボールの音、体がぶつかる音等がリアルに聞こえてきます。それをそのまま体感できるのはやはり実況がないからですね。
サッカー男子日本代表vs南アフリカの試合での久保選手のゴールシーンは、ボールをトラップしてから振り抜く音、ゴールポストに「ゴンッ!」と当たる音が鮮明に聞こえ、その臨場感にゾクゾクしました。
あまりの実況なしのスポーツ中継の快適さに、今までデフォルトで実況解説があった中継はなんだったのかと思うほどです。
不要な情報や解説も入らずに臨場感を感じ取りながらじっくり楽しむことができるため、とても充実したオリンピック観戦ができています。
2-2 実況解説のオンオフ選択を可能にして欲しい
今回、東京オリンピックを契機に放送各社のライブ配信が進んでいるため、実況なしの観戦を楽しむ方も増えるのではと思います。
そうすると私のように、実況がないことによる快適さに気づく方もいらっしゃると思います。
今までスポーツ中継に当たり前のようにあった実況解説が必ずしも必要ではないという流れにならないかなーとは密かに期待しています。
一方、テレビ局としては視聴率を稼ぐために興味がない人にも面白く見てもらう必要があります。
例えば、今回の東京オリンピックで初採用となったスケートボードの男子ストリート競技の中継でプロスケートボーダーの瀬尻稜さんの解説が面白い!と話題になりました。
「鬼ヤバいっすね」「ハンパねえっす」といった今時な言葉遣いである一方、ルールや技、得点の解説をしっかりしてくれるので競技を知らない人も楽しんで視聴できたからです。
このように、競技のルールの説明(知っている人には不要な情報)や盛り上げる実況をガンガンやり、また大勢でスポーツ観戦をする時などは優れた実況者であれば良い感じで盛り上げてくれる良さもあります。
ですので、視聴者には実況が必要な人と不要な人がいて、目的に合わせて実況をオンオフできればどんな場面でも両者とも楽しんで視聴できるのではないでしょうか。
残念ながら今は実況を消す方法は消音するしかありません。
是非そのあたりはテレビ関係の皆様にお願いしたいところです。
3 最後に
中継での実況解説は、人や場面によっては「うっとうしい」「うるさい」といった感情を生み出すことがあります。
一方、実況解説があることで盛り上がり、ルールを知らない初めて観るスポーツ競技も楽しめる等の良さがある場合もあります。
ですので、視聴者が目的に合わせて実況解説の必要性を判断しオンオフを自由に切り替えれるようになれば、皆にとってメリットがあるのではないかというのが私の考えです。
今回は、東京2020オリンピックを視聴し観戦している中でこう思ったというお話でした。
以上です。ご覧いただきありがとうございました!
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