こんにちは！エディです。
実家に帰省した際に、学生時代に使っていたPS3を自宅に持って帰ってきました。理由は、ブルーレイ（Blu-ray）やDVDのプレイヤー（再生機）として使用しようと考えたからです。
私はゲームを社会人になってほとんどやらなくなったので、PS3の後に購入したPS4も使わなくなり、PS4はメルカリで高値で売れるタイミングと重なったことから断捨離しました。
※AppleArcadeの『FANTASIAN』は忙しい社会人でも楽しめるゲームです
PS3を断捨離せずに実家に残しておいたのは、PS3がブルーレイ、DVD、CDの3つのメディアディスクが再生可能な優秀なプレイヤーだからです。自宅では4Kモニターと接続して観ていますが、画質も綺麗で重宝しています。
PS3は発売されてから15年以上も経ちますが、ゲームをしなくても実は今でも映画や音楽鑑賞用途として十分使えるデジタル機器なのです。
1 PS3は今でも使える超優秀なメディアプレイヤー
1-1 PS3の歴史（発売から生産終了）
PS3は2006年11月に発売され、そこから数度のモデルチェンジを繰り返しています。
- CECH-A〜Bシリーズ（初期型）
- CECH-Lシリーズ（初期型の軽量化）
- CECH-2000〜2100シリーズ（モデルチェンジ）
- CECH-3000シリーズ（前モデルをコストカット）
- CECH-4000シリーズ（モデルチェンジ）
- CECH-4200シリーズ（ブルーレイがHDMIのみに制限）
- CECH-4300シリーズ（最終モデル）
最終モデルの「CECH-4300シリーズ」は2014年に発売された後、2017年5月に生産終了しました。現在は中古市場でのみ販売されています。
1-2 Blu-ray、DVD、CDの3つのディスクが再生可能
PS3は、Blu-ray、DVD、CDの3つのディスクが再生可能なマルチディスクプレイヤーです。
対応メディアディスク規格は以下になります。
- Blu-ray：PS3規格BD-ROM、BD-ROM、BD-R、BD-RE
- DVD：DVD-ROM、DVD+R/RW、DVD-R/RW、AVCHD、DSD
- CD：PlayStation®規格CD-ROM、CD-DA（音楽CD）、CD-R/RW
ご覧の通り、かなりの数のメディアがPS3では再生可能であり、非常に重宝する再生機器なのです。
PS3が発売された2006年頃はブルーレイの再生機が十万円を超える値段だったため、数万円でこれだけのメディアが再生できるPS3に驚きの声が上がっていました。
1-3 PS4も超える機能を持つ再生機としてのPS3の凄さ
次世代マシンとしてPS4も発売された後も、PS3には超優秀なDVDのアップコンバートやCD再生などのPS4にはない機能も豊富にあることから、PS3は根強く人気がありました。
- CDが再生可能
- 3D Blu-rayに対応
- DVDのアップコンバートが超優秀
- ビットレートを画面上に表示可能
- ストリーミングサービス（Amazonプライムビデオ等やU-NEXT）に対応
- さまざまな音声フォーマットに対応（後期型）
- 「ドルビーTrueHD」と「DTS-HDマスターオーディオ」に対応
最高の音声フォーマット（ドルビーTrueHD等）に対応し、ストリーミング再生も可能など、今でも十分に活用可能な再生機器であることがわかります。
Blu-rayの後継となる光ディスク規格「UHD BD（Ultra HD Blu-ray）」には対応していませんが、そこまで問題ではありません。
今後、Ultra HD Blu-rayやドルビーアトモスに対応したホームシアター環境を構築するまでの暫定的なプレイヤーとしては、十分に必要な機能は揃っています。
1-4 映像や音楽鑑賞には初期型のモデル以外を選ぶ
私の様に映像や音楽鑑賞をする目的としてPS3を使用するならば、CECH-2000〜2100シリーズ以降のモデルを中古市場の中から選べば基本的には問題ありません。
このモデル以降であれば性能に大差はないからです。
それよりも使用年数や保管環境、状態の良さなどに重きを置いた方が良いです。
2 PS3をPCモニター（4K）に接続した模様
2-1 CECH-3000シリーズを使用
私が使っていたPS3はCECH-3000シリーズです。
大体4~5年ほど使用した後は実家のクローゼットで長期保管していましたが、まだまだ十分に綺麗な状態です。
しっかり動作もします。
2-2 PS3とLGのPCモニターを接続
・ブルーレイやDVDの画質は普通に良い
私の自宅には、テレビは断捨離したためありません。
そのため、LGの4Kモニター（32インチ）「32UN650-W」にPS3を繋ぎました。
※このLGの4KモニターにはMacBook Air（M1）も接続して使用していますが、没入感を味わえるサイズ感と画質の綺麗さに満足しています。
PS3は4K未対応なためフルHD画質（1920×1080p）での接続になりますが、十分綺麗であり、10年以上前の製品でここまで綺麗な映像を楽しめることに私は感嘆しました。
4Kや「Ultra HD Blu-ray」を再生したい時は、以下のブルーレイプレイヤーがオススメです。
・（余談）ブルーレイやDVDが再生できない場合
ブルーレイやDVDがPS3で再生できない場合は、以下試してみてください。
- 暗号化キーの更新（最新バージョンのシステムソフトウェアアップデート）
- リージョン制限の確認
- ディスクの傷や汚れの確認
- ディスクがPS3で再生可能な規格か確認
正常に動作しない場合は、PS3本体の問題なのかディスクの問題なのかを切り分け、最終的な修理対応等を考えられてください。
特にリージョンの問題には注意です。
PS3は基本的にリージョンフリーで大抵のディスクを再生できますが、コードが「2（日本）」「ALL」以外のディスクは日本のPS3では再生できません。
3 最後に
PS3は2017年に生産終了してから数年経ちますが、今でも十分に高品質な映像や音楽を楽しめる優秀なメディアプレイヤーです。
PS4にも劣らない機能を持ち、ブルーレイ、DVD、CDの3つのメディアディスクが再生可能など活用の幅も広いです。
私の様にゲームをしなくなって使わなくなったPS3をお持ちの方やちょっとしたブルーレイやDVDの再生機を探している方などは、PS3を検討してみるのも一つの選択肢としオススメです。
中古市場でもまだまだ販売されておりますので、一度チェックされてみてください。
以上です。ご覧いただきありがとうございました！
コメント