こんにちは!エディです。
2022年6月16日から、メルカリの配送料が値上がりします。
匿名配送が可能である「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」の価格が改訂となり、メルカリユーザーにはかなりインパクトがある内容となりました。
特に、古着や本など小型商品を少額販売で利用されている人には影響大です。ネコポスや宅急便コンパクトの値上がり率が大きいため、手数料等含めると利益がほとんど出なくなるからです。
その点について、今回はお話ししていきます。
1 メルカリの配送料値上げの概要
1-1 2022年6月16日より改訂
新料金は、2022年06月16日(木)午後00:00より改訂されます。
適用の基準は購入タイミングとなり、「2022年06月16日午前11:59:59以前」に購入した商品は「旧料金」、「2022年06月16日午後00:00:00(正午)以降」に購入した商品には「新料金」が適用されます。
1-2 「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」が対象
改訂対象となるサービスは、匿名配送が可能になる「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」の価格になります。
主に家電や家具などの大型商品の発送時に利用する「梱包・発送たのメル便」は改訂対象外です。
1-3 配送料金の改訂内容
配送サービス料金の旧料金から新料金への改訂内容は、以下です(全て税込価格表示)。
<らくらくメルカリ便(ヤマト運輸)>
サイズ | 旧料金 | 新料金 |
---|---|---|
ネコポス(※) | 175 | 210 |
宅急便コンパクト | 380 | 450 |
宅急便60サイズ | 700 | 750 |
宅急便80サイズ | 800 | 850 |
宅急便100サイズ | 1,000 | 1,050 |
宅急便120サイズ | 1,100 | 1,200 |
宅急便140サイズ | 1,300 | 1,450 |
宅急便160サイズ | 1,600 | 1,700 |
集荷サービス(※) | 30 | 100 |
<ゆうゆうメルカリ便(日本郵便)>
サイズ | 旧料金 | 新料金 |
---|---|---|
ゆうパケット | 200 | 230 |
ゆうパケットポスト(※) | 200 | 215 |
ゆうパケットプラス(※) | 375 | 455 |
ゆうパック60サイズ | 700 | 770 |
ゆうパック80サイズ | 800 | 870 |
ゆうパック100サイズ | 1000 | 1070 |
<注意事項>
・ネコポスは、集荷サービスに未対応
・「宅急便コンパクト」「ゆうパケットポスト/プラス」は、別途専用資材が必要
・購入日時を基準に新旧いずれかの料金が適用される
⇨実際の発送手続きや集荷手続きのタイミングと異なる
2 配送料値上がりの影響範囲について
2-1 小型サイズの値上がり率が大きい
各配送サービスの値上がり率をまとめると次のようになります。
<らくらくメルカリ便>
・ネコポス:20%
・宅急便コンパクト:18%
・宅急便サイズ80サイズ:7%
・宅急便サイズ100サイズ:6%
・宅急便サイズ120サイズ:5%
・宅急便サイズ140サイズ:12%
・宅急便サイズ160サイズ:6%
・集荷サービス:333%
<ゆうゆうメルカリ便>
・ゆうパケット:20%
・ゆうパケットポスト:8%
・ゆうパケットプラス:21%
・ゆうパック60サイズ:10%
・ゆうパック80サイズ:9%
・ゆうパック100サイズ:7%
これらから、以下のようなことが言えます。
・「ネコポス」や「宅急便コンパクト」、「ゆうパケット」や「ゆうパケットプラス」など、小型サイズの配送料の値上がり率が20%前後と大きい
・集荷サービスの値上がり率は3倍強と最も大きい
つまり、値上がり率で見ると小型サイズの配送料へのインパクトがとても大きく、集荷サービスの利用もハードルが高くなったということが言えます。
これは結構辛いですね(汗)。
特に、今まで最安料金(175円)で発送できていたネコポスが210円へと20%も値上がりするのは、かなり痛いです。
小型サイズの最低料金は200円越えとなり、最大455円までかかります。
小型サイズ | 旧料金 | 新料金 |
---|---|---|
ネコポス | 175 | 210 |
宅急便コンパクト | 380 | 450 |
ゆうパケット | 200 | 230 |
ゆうパケットポスト | 200 | 215 |
ゆうパケットプラス | 375 | 455 |
これからは、メルカリの出品者は配送料に頭を悩ますことになりそうです。
いかに高く売ろうと工夫をしても、引かれる配送料が高いと手元に残る利益が減るので辛いところです。
2-2 小型商品の少額販売利用者に影響大
これまで述べてきたように、小型サイズの配送料の値上げインパクトがとても大きいです。
そのため、古着や本、CD、アクセサリーなどの小物をメルカリで売っていた人は、かなり薄利となります。
例えば、300円の品物をネコポス配送(出品者負担)で売ると、出品手数料(10%)の30円とネコポス配送料の210円が引かれるため、利益は60円です。
これに緩衝材や梱包資材も入れるとほとんと手元に残りません。
この状態でメルカリに出品しようと思う人はどれくらいいるのだろうか…ということになります。薄利多売の人でさえ、辛いところです。
これならメルカリに売る手間を考えて「もう捨てるか…」と考える人がいたり、他のフリマサービスやネットオフなどの買取店に売却した方が良いだろうと思う人もかなり出てくると思います。
私もメルカリーユーザーですが、今後は少額出品はほとんどすることはなくなるかなーと考えています。断捨離する際は、買取店に出した方が手間がかからず楽ですからね…。
⭐️ネットオフ
⭐️ゲオ宅配買取
送料無料等のWEB買取であれば簡単に利用することができて便利です。皆さんも処分される時は上手く活用されてください。
3 最後に
今回のメルカリの配送料値上げは、メルカリユーザーにとってはかなりインパクトが大きいものとなります。
改訂理由としては、「物価上昇などの社会情勢を総合的に鑑みた結果」とのことでした。
これからメルカリの出品では、少額の品物はさらに利益を出すことが難しくなるでしょう。
今後のメルカリやユーザーの動きがどうなるか注視が必要ですね。
以上です。ご覧いただきありがとうございました!
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