ブログを長く続けることが難しい理由と解決策を継続率から考察する

ブログを長く続けることが難しい理由と解決策を継続率から考察する

こんにちは!エディです。

ブロガーの皆さんが常に感じていることとして、ブログの継続の難しさがあるのではないでしょうか。

記事のネタを考え、作成する時間を確保し、なかなか伸びないアクセス数と収益に悩みながら日々ブログを運営されている方も多いと思います。

今回は、ブログの継続率という観点から継続の難しさを考察し、続けることを難しくさせている要因や理由、その解決方法を考えていきます。

1 ブログの継続は難しい

1-1 ブログの継続率や割合について

かなり古いデータですが、総務省は2009年に『ブログの実態に関する調査研究』というデータを発表しています。

内容としては、当時急速に日本でも普及し始めたブログというメディアに対して、発展した経緯やブログ開設者の利用の傾向等を分析し、ICTの利活用の促進やネット上の課題検討したものとなっています。

12年以上も前のデータなので今とは市況動向も変わっていることを考慮すると、参考程度にはなりますが、以下のデータが記載されています。

総務省試算

・ブログが1年継続する確率・・・30%
・ブログが2年継続する確率・・・10%
・ブログが3年継続する確率・・・3%

※当調査では、ブログを「①アクティブブログ:1箇月に1回以上の頻度で継続的に更新されているブログ」、「②非アクティブブログ:継続的な更新が行われなくなったブログ」、「③削除ブログ:ウェブ上からなくなったブログ」の3つに分類されており、継続する確率の対象は①のことを指します。

これを皆さんはどう思われますでしょうか?

「こんなもんだろうな」「意外と多いor少ない」「3年継続している確立が3%はショック…」等でしょうか。

私は、結構多いなという感想を持ちました。

一つの要因として、アクティブブログの定義を「1ヶ月に1回」とする条件の緩さが考えられ、これを週1回、毎日等に篩に掛けていくと、もっと少なくなると思います。

個人的には、ブログのアクティブの定義は「1週間に最低1〜2回更新」という感覚(主観)なので、仮にその条件にすると下記になります。

私の感覚にもとづく試算

・ブログが1年継続する確率・・・10%
・ブログが2年継続する確率・・・3%
・ブログが3年継続する確率・・・1%

1年後にブログをアクティブにしている方は1割に留まり、9割以上が脱落していく試算です。

それが、2年、3年経つと100人に1人の割合になり、継続していることの方が珍しくなるイメージです。

年数が経てばある程度の記事数がストックされて流入数を保てるからと更新頻度を抑えた方もいるとは思いますが、ブログをアクティブにし続けることはとても難しいことが分かります。

※1年後、私はブログをやめずに継続できました(2022年4月4日更新)

1-2 ブログが続かない理由と解決策

ブログを継続することが難しい主な理由は以下にあると思います。

続かない理由
  1. 記事関連の問題(ネタがない、時間がない、気力がない)
  2. 自信を喪失(アクセスが増えない、コンテンツの質)
  3. 目的達成を断念(収益化が見通せない)
  4. 1~3の状態に苦しむ(孤独感)

皆様にも当てはまる項目はありますでしょうか?

なお、これらの理由は、「その方がブログを始めてからどれくらいの期間が経っているか」ということにかなり依存します。

総じて、ブログを初めてから時期が浅い方だと記事作成をルーティン化できずに苦労し、ネタや時間の確保の問題や流入数が少なく収益化も全く見通せないことから挫折してしまいがちです。

また、それにより、始めた当初は夢が膨らみワクワクしていた気持ちもどんどん下降気味になり、楽しくないと感じてしまうのですね。

特に、ブログは一人で記事作成をして運営をされている方も多いと思うので、苦しみと一人で闘う孤独感に苛まれる方もいると思います。

私もこれらを経験しながら今に至ります。

では、なぜ挫折せずに今までほぼ毎日記事作成ができているかというと、それは「長い目で気長に構えてブログを運営しているから」です。

ブログを始めたばかりはサイト運営パワーが弱いことから、収益化できるレベルのアクセスがないことを予め自覚しているのです。

継続することで、SEOで検索順位が1位の記事等が出るなど2ヶ月を過ぎる辺りからグッとアクセスは増えることもありますが、収益化できるレベルのアクセス数では到底ないです。

ですので、気長に捉えて短期的なアクセス数等で一喜一憂をすること止め、記事作成の”型”を見つけて確立する。孤独感がある場合は、SNS等でブログ仲間を作るなどして対応することが解決策だと思います。

※記事作成の”型”の確立方法については、次の記事に詳細を記載しています。

続けるための解決策
  • 長い目で気長に構えてブログを運営する
  • 短期的なアクセス数等で一喜一憂することを止める
  • 書きやすい記事の作成方法や時間の確保方法等、自分の”型(スタイル)”を確立する
  • 孤独感を感じやすい人は、SNS等でブログ仲間を見つける

2 ブロガー達の声

ブログの割合について書かれているツイートです。

私の中には、”上位”という考え方はありませんが、一年後に9割の方が継続をやめてしまう感覚は私と同じです。

ここにも書かれていますが、とにかく継続させることが一番重要です。

次に、継続することの難しさについて書かれているツイートです。

同じブログ仲間内で脱落していく方も多いと実感されているようです。

ここでも、目標は”継続”とされています。

私の目標も、とにかく継続とし、今後も長い目で地道に続けて行こうと思います。

3 【番外】継続するには楽しむ感覚も大切

継続するためには、「楽しむ」という感覚を忘れないようにすることも大切だと私は思っています。

眉間に皺を寄せて苦しみながら毎日記事を作成することは、どんなに強靭な精神力を持った方でもいつか疲れてしまいます。

ですので、どんなことでも良いのでブログ関連で楽しいと感じる感覚を持つように私は意識しています。

例えば、記事の被リンクが増えたり検索順位が1位の記事が出てくることによる自己肯定感、自身の記事がどんどんアーカイブされて積み上がっていく達成感等、ブログを続けることで得られる感覚を楽しんでいけば良いと思います。

収益等にかかりっきりになるのではなく、純粋にブログ運営を楽しむことも継続する一つの方法ではないでしょうか。

4 最後に

ブログを継続することは大変です。

アクセス数や収益化が気になり、記事の作成を更新していくことも簡単ではありません。

継続するには、長い目で肩肘張らずに続けることを意識し、ブログ運営自体を楽しむ感覚を持つことが大切です。

もちろん、それと同時に質の高いコンテンツを出して皆様の役に立つことを追求することも忘れてはいけません。

一年後に9割の方が脱落する傾向にあると言われるブログを、私もまずは一年続けられるように地道に更新していこうと思います。

以上です。ご覧いただきありがとうございました!

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