こんにちは!エディです。
今開催されている東京2020オリンピックでアメリカの選手が着用して注目されているナイキのマスク「ベンチュラー」をご存知でしょうか?
SNS等ではそのデザイン性やかっこいい!等の口コミが拡がっています。
今回は、そのナイキ初となるマスクであるベンチュラーについて詳しくレビューしていきたいと思います。
1 ナイキのベンチュラーとは
1-1 ナイキ初の公式マスク
2021年7月15日(木)にナイキ公式オンラインストアでナイキメンバー限定で発売されました。
今までナイキはスポーツマスクを販売しておらず、ナイキファン待望となります。
正式な商品名は「パフォーマンス フェイスマスク ナイキ ベンチュラー」です。
XSからLまでの4サイズ展開でカラーはブラック※のみ、価格はかなりお高めの5,940円(税込)…!となっており、攻めています。
※オリンピック選手はホワイトのベンチュラーを着用しているのを見かけますが、ナイキの日本市場で購入できるのはブラックのみのようです。
抜群の通気性を追求した、NIKE史上初のストラップ付高性能マスク登場。
— Nike Japan (@nikejapan) July 15, 2021
調節可能なストラップにより、フィット感のカスタマイズが可能。ノーズクッションとあごのインサートにより激しく動いてもずれることなくしっかりサポート。
1-2 商品詳細
スポーツ用にデザインされたノーズクッションとあごのインサートにより、激しい運動でもズレにくい仕様が特徴です。
不織布等は使用されておらずナイキのHPの商品説明欄にもフィルター性能の記載もないため、飛沫防止やウイルス等をカットするような機能性はなさそうです。
1-3 サイズ感
サイズ選びが難しそうですが、一般女性はSサイズ、一般男性はMサイズが標準だと思います。
少しナイキのサイズ表記も特殊ですが、横幅は表記のサイズを2倍してあげれば良いです。
参考に、ユニクロのエアリズムマスクとGU×アンダーカバーコラボのマスクのサイズを載せておきます。
ちなみに、GU×アンダーカバーコラボのマスクは洗濯可能の再利用マスクですが価格は約600円だったため、ベンチュラーはその10倍の価格帯になります…。
2 ベンチュラーの感想
2-1 仕事着や普段着には合わないスポーツ専用のデザイン
ナイキはベンチュラーをスポーツ用高性能マスクと謳っており、私服や仕事で着用することは想定しておりません。
結構デザインもゴツくてかなり目立つため、私服はもちろんスーツでこのマスクの着用は正直難しいと思います。
強いていうなら、冬服でブルゾン等を着用し服を重ね着した全体的にボリュームのあるコーディネートでは、このマスクもそこまで浮かずに溶け込むかもしれません
一方、スポーツの利用シーンではスポーツウェアに溶け込むデザインだと私は思います。
スポーツウェアはハイテク素材のデザインが多く、この個性的なマスクのデザインもうまくコーディネートすればマッチすると思うからです。
購入前には手持ちのスポーツウェアとの合わせや自身の利用シーンをイメージすることをおすすめします。
2-2 価格の高さがネック
マスク一つで約6,000円はちょっと高いと感じる方が多いと思います。
普通の不織布の使い捨てマスクが50枚入りで500円前後であることを踏まえると、再利用可能やストラップで調整可能なフィット感、高デザイン性等にどこまで付加価値を見出しお金を払えるかですね。
また、耐久性も気になるところです。
通常の洗濯可能で再利用可能なマスクは20回程の着用が使用目安(限度)とされています。
ベンチュラーも同様と仮定すると1回着用で300円となり、この価格感をどう捉えますしょうか。
ある意味スポーツシーンでのファッションアイテムと捉えれば許容できるかもしれませんが、人を選ぶマスクではあると思います。
2-3 ウイルスカットは期待できない
前述の通り飛沫防止やウイルス等をカットするような機能性はなさそうなため、軽さや通気性の良いメッシュ素材、3D立体構造による呼吸のし易さ等、着用時の快適性を重視したマスクと言えます。
一般的なマスクの機能性を求めるのであれば、スポーツマスクではなく不織布で高機能フィルターを持ったマスクを選択した方が無難です。
3 最後に
結論、ナイキのベンチュラーはスポーツ専用のマスクであり通常使用にはあまり適しているとは言えず、日常生活では不織布や高機能フィルター付きの通常のマスクを使った方が花粉やウイルス等の除去には良いです。
一方、デザイン性が良く、調整可能なストラップの固定機能によりスポーツシーンでは使いやすいかもしれません。
ただし、価格が約6000円とかなりお高めのため使う人を選ぶと思います。
ナイキはブランド戦略やプロモーションが上手なため人気が出るかもしれませんし、今後どれだけ売れていくのか等注視していきたいと思います。
以上です。ご覧いただきありがとうございました!
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