こんにちは!エディです。
私がシンプルライフを始めて6年以上が経ちますが、「シンプルライフとは」から、ミニマリストとシンプリストの定義と違い、シンプルライフのメリットと実践するための考え方やコツをご紹介いたします。
今はテレワーク環境が進み、自宅にいる時間が増えるなど新たな働き方も増えてきました。
自分にとって居心地の良い居住空間とは何か、どんなライフスタイルが良いのかと考える方も多いと思いますが、その答えの一つがシンプルライフかもしれません。
1 シンプルライフとは
シンプルライフの個人的な定義は、無駄なモノを削ぎ落とした、生活に必要な最小限かつお気に入りのモノや空間に囲まれたゆとりのあるシンプルな生活です。
いわゆる「持たない暮らし」という考え方にも繋がります。
自分が心地よいと思える生活に必要なモノのみを持ち、新たにモノを導入する際は、今あるモノで代用できないか、本当に新しく買う必要があるのか考えて無駄にモノを増やしません。
これは、モノを大切にするという考えにも繋がります。
長く使える良質でシンプルな流行り廃りのないオーセンティックなモノを好み、自分の軸でしっかりと選定したお気に入りを大切に使い続けるからです。
また、常に整理されたシンプルな空間を保ち、無駄がない余分な装飾をそぎ落とした生活を送っています。
シンプルライフを実践すると心身ともにゆとりと余裕が生まれ、生活に潤いが生まれていくのが実感できます。
決して華美ではないけれど、ゆとりのある贅沢な時間を使うことができるシンプルライフはオススメです。
参考:『フランス人は10着しか服を持たない』
2 シンプルライフのメリット
2-1 支出が減る
余分なものを持たない(基本1用途に1つ)ため、無駄なモノを買うことが無くなります。
モノが過多にあり、何がどこにあるのかわからないような状態だと、余分に新たに買ってしまったり、いつまでも使わないモノを持ち続けることにも繋がってしまいます。
2-2 気持ちに余裕が生まれる
自分にとって必要のないモノは排除することで、驚くほど気持ちに余裕が生まれます。
身の回りがスッキリすることが良い効果を与えることは、普段からも感じられると思います。
例えば、仕事をする時、デスク周りが整然としているのと雑多になっている状態とでは気持ちの余裕と仕事の効率が大幅に違うことは経験があるのではないでしょうか。
お気に入りの質の良いモノや無駄のない空間に囲まれ、かつ、それらがシンプルで整然されていることは、気持ちに良い影響をもたらします。
2-3 日々の生活に潤いが生まれる
朝起きたら、まずカーテンを開け日差しを浴びながら一杯のコーヒーとトーストを食べる。
好きな音楽を聴きながらゆったり読書をする。
そうすることで、心身ともにリラックスした時間を過ごすことができます。
しかし、モノに溢れた雑多な空間では、なかなか難しいことだと思います。
決して華美な生活ではないですが、自分にとって潤いを感じられる時間を過ごすことができるのはとても贅沢なことです。
2-4 いつでも自由に動けるという身軽感
モノを多く持たないことによる身軽感は、気持ちを楽にします。
自分はまだ独身であり、将来拠点となる地はまだ定まっていません。会社員でいる限り転勤も周期的にあります。
しかし、今はテレワークが進み、拠点をフリーにした新たな働き方やノマドワーカーも注目されています。
シンプルライフでモノを多く持たない暮らしでいることは、将来的に居住地を決めずにいつでも動こうと思った時にすぐ動けるということです。
将来的には、セミリタイア、アーリーリタイアを目指し、どこかに定住せずに最小限に暮らしていけることを目指している自分にとっては非常にプラスです。
現在の私の将来の方向性についてです↑
3 シンプルライフを実現するための方法
3-1 自分なりの心地良い空間とスタイルを決める
まず、自分にとって居心地良い空間はどういった感じなのかイメージを沸かせることがスタートです。
ポイントは、同時にそこでどんな生活スタイルを送りたいのかもイメージすることです。
例えば、私の場合は以下でした。
これらをを決めてからは、今の家にあるものを全てチェックしていきます。細かいペン類や道具類、日用品まで全てです。
そこから、目指す空間を作り上げるために何を減らすべきなのかを考えるのです。
その際、作りあげる空間の優先順位(例えば、リビング⇨寝室⇨キッチン⇨玄関⇨脱衣所)を決めて取りかかると良いです。
一気に減らして作り上げることはとても大変だからです。
少しずつで良いので進めていくと、頓挫しにくいです。
3-2 モノの量を減らす
・服は、試着してから判断する
試着して少しでも似合わない、気分が上がらない等の違和感を感じれば手放します。
・1用途に1アイテムを基本とする
シンプルライフには、必要以上の物はいりません。身軽になるためにも厳選します。
※ただし、消耗品は除くなど例外もあります。自分の軸を決めていれば複数所持するモノがあっても良いです。
・迷う場合は思いきって手放してみる
迷う時点で、本当に自分に必要なものではありません。また極端にいうと、手放した結果、例え後悔したとしても、それを糧にして次から慎重にかつ適切に判断できるようになります。
ただし、極限まで減らして日々の生活ができなくなってしまっては本末転倒ですので、自分が追い求める空間とスタイルを常に頭に入れながら整理していくことが大切です。
3-3 質の良いモノを導入する
シンプルライフを送るために残すモノは、気分を上げてくれるお気に入りであることが大切です。
その際、いかに質の良いものを選定し、それを長く使い続けるかがポイントです。
価値観やライフスタイルは多種多様であるため、その基準は自分で定めます。
高価なものでないとダメや、こういったモノでないとダメという一つに定まったものではなく、自分で定めた独自の基準にしたがって厳選していくのです。
そうすることで、自分らしいシンプルライフを作り上げていくことができます。
自分基準を作る際、自分と近しいスタイルや価値観を持った他の方の基準を参考にするのはとても効果的です。
4 参考:シンプルライフを送る人の名称について
4-1 ミニマリストとシンプリストの定義と違い
シンプルライフを進めていくと、シンプリストという言葉を聞くこともあります。
シンプルライフを送る人の名称になりますが、ミニマリストとの違いは何か分かりづらい方もいると思うので説明しておきます。
違いは簡単に言うと、以下になります。
ミニマリストとシンプリストの共通点は、不要なものは排除することであり、両者ともに「断捨離」を進めるのはそういった理由もあります。
では違いはというと、モノを排除するレベルです。
モノを排除するレベルの強さが、ミニマリスト>シンプリストであるということです。
ミニマリストが、ベッドや布団などの寝具まで手放し寝袋で生活する方もいるというのを聞いたことがあるのではないでしょうか。
シンプリストは、自分が必要だと思うモノは極限まで減らすことはせずに残すため、上記のようなことはありません。
自分にとって快適であること(居心地が良いこと)が重要なのです。
モノをギリギリまで無くして持たない生活が最高に気持ちよく心地よいと思えるならば、それは完全なミニマリストではないでしょうか。
4-2 私は、ゆるミニマリスト
では、私はどちらなのか。
私が断捨離に目覚め、ミニマルな生活を推し進めた当初は、極限までモノを捨てていました。
デスクも捨て、ワゴンツールも捨て、ラグもカーテンも捨て…。
まさにミニマリストイズムです。
ですが、ふとあるとき気づくのです。
「温かみがなく、この空間は居心地が良くない…」
そこから、ミニマル主義は変わらずですが程度を緩め、シンプルで生活に潤いのあるスタイルを追い求めるようになりました。
何でもモノを無くすのではなく、自分にとって潤いを与えてくれる、気分をあげてくれるモノは残し、その空間の中で毎日を過ごす。
それってとっても気持ちが良い!!
そう思うから、モノを減らして残すモノを選び抜き、それらを大切に長く使います。
ですので今は、完全なシンプリストという訳でもないのでゆるミニマリストという感じが結論です。
5 最後に
私の実体験をもとに「シンプルライフとは」から、「メリット」や「構築方法」までご紹介いたました。
最後にお伝えしたいのは、シンプルライフとは人それぞれ多様であること、自由に自分らしく模索することが大切ということです。
スッキリした空間でゆったりと自分の気に入ったモノを使いながら過ごすシンプルライフを、自分の色を出して作り上げ、それを楽しんでいただけたらと思います。
以上です。ご覧いただきありがとうございました!
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