こんにちは!エディです。
先日、5年使用したiPhone7plusからiPhoneSE(第二世代)へ変更しました。
その際、Yahoo!ニュースやSNS等でも話題になっていた家電量販店(ヨドバシカメラ等)による衝撃の10円キャンペーンを活用して安く済ましました。
その詳細や各携帯キャリアの割引動向、実際に利用した感想についてお話します。
1 iPhoneSE(第二世代)のMNPで一括10円キャンペーン
1-1 ヤフーニュースやSNSで話題の衝撃キャンペーン
ドコモ、au、ソフトバンクの携帯キャリアによる「iPhone SE(第2世代)」がヨドバシカメラ等の家電量販店で、9月から土日(月)限定の値引きとして「MNPで一括10円」のキャンペーンを実施しています。
比較的新しい発売機種であるiPhone SE(第2世代)がMNP移行で一括購入特典10円(64GBの場合。128GBは5,000円前後※キャリアにより違う)であり、MNPや回線契約なしの端末単体購入でも3万円前後の割引を受けることができるという衝撃の内容です。
9月から始まったこのキャンペーンはYahoo!ニュースやTwitter等のSNSでも有名になり、毎週末開催で10月末時点でも継続的に開催されています。
10月末時点にヨドバシカメラにて私が申し込んだ際に、販売員さんからはまだ在庫があるため11月以降もキャンペーンは続きそうだということを聞きました(確定ではないですが)。販売員さんも今回のキャンペーンは異常に安い…と驚いていました。
また、iPhone12miniについても格安のキャンペーンが出てきており、まだまだ携帯キャリアのキャンペーン熱は続きそうです。
1-2 端末単体購入はMNPより優先度が低く、在庫がないと言われる?
SNS上の情報を見ていると、端末購入のみを希望する場合は、在庫を確認した際「在庫がありません」と言われるケースに遭遇することも多いようです。
携帯キャリア側からしても回線契約がないとメリット(旨み)がないため、MNP優先になるからでしょう。
また、家電量販店等で販売する方達は各キャリアから業務委託された販売代理店です。
販売代理店は、各キャリアから販売実績に応じて販売奨励金(手数料)をもらう仕組みですが、回線契約がない端末単体販売は実績にカウントされないため、案内稼働だけ発生する端末単体購入は優先度が低いからですね。
とは言いつつ端末単体購入をできた人も一定数おり、その中の一部が転売ヤーと化したのも事実です。
(販売員さんと話していると、このキャンペーンでiPhoneSE(第二世代)の中古市場の流通が多くなり、今は価格が大分下がっているので転売ヤーも旨みがなくなっているそうですが。)
1-3 povoは端末とのセット販売がないので注意が必要
KDDIのpovo(ポヴォ)を検討されている方も多いと思いますが、現在、povoは端末の販売はしていないため、家電量販店などで機種変更とpovoへの乗り換えを併せて行うことは不可能となっております。
仮に今回のキャンペーンのような割引を受けたい際は、機種変更と一緒にauのプラン(最安プラン)を契約し、翌日にpovoに切り替え申し込みをオンラインでするなどの工夫が必要になります。
【関連記事】
・家電量販店のキャンペーン活用でアハモからpovoへ乗り換える方法
・楽天モバイルとpovo2.0のデュアルSIMの0円運用が最高過ぎ
・【徹底解説】povo2.0のギガ活で0円運用ができる人や方法は?
なお、ahamoも同様ですが、端末とのセット販売が3種類(「iPhone 11(64/128/256GB)」「Galaxy S20 5G SC-51A」「Xperia 1 II SO-51A」)だけ可能となっております。
参考>>ahamoの申し込みはこちら
それ以外は、いったんドコモの回線契約をした後に同じくahamoに切り替える作業が必要です。
⭐️参考情報ですが、2022年5月9日より、Amazonでもahamo(NTTドコモ)、LINEMO(SoftBank)、povo2.0(KDDI)のオンライン専用格安プランの取り扱いが開始されました。
アマゾン経由で申し込むことで特典としてポイントが付与されたりと、通常申込よりもお得になります。
1-4 新規契約が継続既存回線利用より過剰に優遇される問題
今回のこのキャンペーンがMNPによる他社からの移行ユーザーを対象としているとおり、新規契約者への過剰な優遇は依然として続いています。
昔から携帯キャリアによる端末と通信回線のセット販売による過剰な割引は問題視されており、2020年10月に総務省により規制が入りました。内容は、「通信と端末の分離」を打ち出し、「回線契約と紐づく携帯端末の割引は、2万円までを上限とする」といったものです。
(ちなみに、端末単体購入で3万円近く割引できているのは、上記の規制はあくまで”回線契約に紐づく”際のものだからです。端末単体での値引き額の規制はありません。)
しかし、この規制下でもやはり他社からのユーザー獲得を各携帯キャリアは最優先しており、既存ユーザーへの高待遇にベクトルが向きにくい状態となっています。
私は、20年以上ドコモユーザーでしたが、長期契約ユーザーへの割引などの待遇も弱く、今回のMNPによる乗り換え時のキャンペーンの方が圧倒的にインパクトが強くMNPしました。
このように、継続利用のメリットが薄いため長期ユーザーからの不満も強く、皆オセロゲームのようにMNPで移行していくことになるのです。(MNPの転出手数料が基本的に無料になったことも後押ししています。)
各キャリア毎の競争が激化することはユーザー側からすると恩恵が大きいですが、今の状態が最適解かというと疑問が生じるのも本音です。
新規ユーザーへキャンペーンとして多く販促費をかけて囲い込むのか、月額料金の長期割引などに費用を割り当てるのか、今後も各携帯キャリアの経営方針には注視していくことになりそうです。
前者の場合はショット費用になるため一時的なモノであり、後者はランニング費用として永続的に発生します。トータルで考えると、ショット費用とした方が費用を最小限にできると各携帯キャリアは判断しているのでしょうか。
どちらにせよ、MNPによるユーザーの流動性が高まることで疲弊するのは各携帯キャリアですし、料金プランやエリアカバー率等も今は差別化が難しくなっています。(昔はエリアカバー率の高さと通信の安定性は圧倒的にドコモがNo.1でした)
「ユーザー視点から考えた際の本当のメリットは何か」をキーに各社が販売戦略を策定し実行されることを期待したいところです。
2 5年使用したiPhone7を10円でiPhoneSEに機種変更
私はこのキャンペーンを利用し、5年利用したiPhone7plusをiPhoneSE(第二世代)64GBに変更しました。
5年利用したiPhone7plusも大きな不具合もなく使えていましたが、バッテリー容量が85%となり、2度目のバッテリー交換もそのうち必要だと思っていたことから、2020年製の比較的新しいiPhoneに変更をしたのです。
【関連記事】
・【寿命の考察】約5年使っているiPhone7はいつまで使えるのか
・ミニマリストのiPhoneの機種は小さいSEかminiで決まり!
・【ゲオのiPhone買取を全解説】箱なし傷ありでも買取額が高い訳
ヨドバシカメラで手続きを済ませて会計時に提示されて金額は本当に10円です…(レシートには、55,270円(税込)から55,260円が金券支払い(auキャンペーン)として引かれていました…)。
安すぎです(汗)
<参考>口コミで評判の「にこスマ」で中古iPhoneを安く買う
手持ちのiPhoneが寿命を迎え、新しいiPhoneが必要になった時は、中古のiPhoneで安く済ますという方法もあります。
例えば、伊藤忠商事グループが運営する「中古iPhone販売サイト にこスマ」というオンラインショップがあります。
中古のiPhoneやAndoroidスマートフォンが販売されており、購入者から★4.6の高レビューで評価されるなど今人気のお店です。
中古スマホを購入する際は、端末の傷や不具合等の有無、サポート体制や会社としての信頼性が気になるところですが、にこスマは安心して利用できます。
⭐️にこスマ
誠実な対応や品質の良い商品が揃い、安心満点の高品質な”三つ星スマホ”端末だけが厳選して取り揃えられています。
気になる方は、一度チェックされてみてください。
3 最後に
各携帯キャリアは、2020年の総務省による規制以降も色々な方法で新規ユーザー獲得のキャンペーンを打ち出し囲い込みを図っています。
ユーザーからすると、MNP転出料や2年縛りなどの解約金が無料になるなど新規契約時の恩恵は大きくなっていますが、長期利用に対してはますます必要性がなくなってきている印象です。
今後も各携帯キャリアと総務省とで様々な調整がされていくことになると思いますが、「ユーザー視点から考えた際の本当のメリットは何か」をキーに進むことを期待したいところです。
以上です。ご覧いただきありがとうございました!
コメント