こんにちは！エディです。
白シャツは、休日にジーンズやチノパンなどと合わせてカジュアルにラフに着こなすのにピッタリのアイテムです。清潔感のある爽やかなコーデになるため、男女問わずオススメです。
しかし、白シャツの選び方を間違うと「ダサい」スタイルになってしまうため、注意が必要です。Yシャツをそのままカジュアルな私服に使うことはおかしいのです。
今回は、カジュアルシーンに合わす白シャツの選び方についてお話ししていきます。
1 カジュアルシーンに合う白シャツの選び方
1-1 ジーンズやチノパンに合う質感の生地を選ぶ
・ドレスシャツやビジネスシャツ（Yシャツ）を流用しない
ジーンズやチノパンなどに合わす際の白シャツがダサいとなってしまう一番大きな要因は、「適切な生地（織り方）を選んでいない」ということです。
光沢のあるドレスシャツやビジネスシーンで着用するYシャツに多く用いられるブロードやツイル生地は、ジーンズやチノパンにはまず合いません。
ジーンズなどのざっくりとした生地感のパンツに光沢感のある滑らかなブロードシャツを合わせると、上下チグハグした質感になりアンパランスになるからです。
そのため、休日のカジュアルなシーンに流用してはいけないのです。
・オックスフォードなどのラフな生地にする
綿100％の生地には様々ありますが、主要なのは以下の4種類になります。
| 生地 | 特徴 |
|---|---|
| ブロード （ポプリン） | ・滑らかで柔らかい ・光沢やツヤ感あり |
| ツイル | ・斜めの畝が見える ・光沢やツヤ感あり |
| シャンブレイ | ・霜降り感がある ・適度に光沢やツヤ感あり |
| オックスフォード | ・厚手でマットな質感 ・光沢やツヤ感なし |
これらの中でジーンズやチノパンなどと合わすことができる（＝カジュアルに着ることができる）のは、オックスフォードシャツあるいは一部のシャンブレイ生地になります。ビジネスで定番に使われるブロードやツイルなどは避けます。
ただし、「オックスフォード」には、「ピンポイントオックスフォード」「ロイヤルオックスフォード」といった様に分けることができ、「ロイヤルオックスフォード」は「オックスフォード」と比べて細い糸が使われて光沢があります。
そのため、通常の厚めでマットな質感の「オックスフォード」の生地を選ぶことが重要になります。
質感はこんな感じですね。
画像では伝わりにくいですが、ざっくりとした質感で厚みのある生地になっています。洗いざらし感が味になり、小さなシワが目立ちにくい特徴があります。
こういった生地であれば、同じ質感のデニムにも良く合い、上下の質感が統一されてまとまりやすくなります。
なお、ポリエステルなどの化繊のシャツであれば、綿生地と同様に光沢がないマットな質感のモノを選ぶ必要があります。
個人的には、見た目の質感や上質さから綿生地を私はオススメします。
1-2 襟はボタンダウンがショートポイントカラーを選ぶ
襟は、カジュアルなスタイルに合うボタンダウンかショートポイントカラー（スモールカラー）を選びます。
ドレスシャツに定番に使われるレギュラーカラーなどはネクタイを締める際は美しく仕上がりますが、ノーネクタイの場合は様になりません。
襟もカジュアルスタイルに適した種類があるため、間違えないことが大切です。
1-3 胸ポケットがあるものを選ぶ
ポケットの有無にも気をつけます。
胸ポケットがあるシャツを選ぶとよりカジュアルに見えます。
逆に言うと、ドレスシャツには胸ポケットがあってはダメということです。欧米などのクラッシックスタイルのシャツには当然胸ポケットがありません。
実はドレスシャツやビジネスで着用するYシャツに胸ポケットを付けるのは日本ぐらいであり、世界標準とは特異な文化となっています。
そのため、アメリカニューヨークにも店舗を構える日本発の本格派シャツメーカーの鎌倉シャツは、胸ポケットをドレスシャツに付けていません。
1-4 表前立てを選ぶ
シャツの「前立て」にも気をつけます。
前立てとは、前開きの上前（シャツを閉じたときに上側にくる方）にある、折り返しや別布で施された装飾のことを指します。
この前立ては、「表前立て」と「裏前立て」に分けられ、違いは以下になります。
- 表前立て：上前を表側に折り返したり、別布を縫い合わせたもの
- 裏前立て：上前を裏側に折り返したもの
表前立ての方が裏前立てよりも装飾的になり、カジュアルな印象が強くなります。
表前立ての例はこちら↓
裏前立ての例はこちら↓
カジュアル感を強く出すためには、「表前立て」のシャツを選びます。
1-5 ジャストか少しゆるめのサイズを選ぶ
サイズ感は、基本的にはジャストサイズかちょいゆるめにし、着丈は短めのものを選びます。身幅は適度なゆとりがあった方がリラックス感が出ます。
30代以降の大人の男性は、特にこのサイズ感について意識されてください。サイズ感が合っていないと、せっかく生地や装飾をしっかり選んでも台無しになります。
ただし、太めのデニムに合わす場合は、ほど良いオーバーサイズでもお洒落です。要はバランスです。スリムやレギュラーフィットのパンツには着丈長めのオーバーサイズシャツは合いません（女性の場合は素敵になったりしますが）。
また、白シャツをデニムにインするスタイルもかっこいいですが、その場合は裾がしっかりおさまるだけの着丈にした方がストレスになりません。
つまり、自身の年齢やパンツの太さ、スタイルに合わせてそれぞれ適切なサイズ感を見つけることが大切なのです。
2 最後に
白シャツをジーンズやチノパンと合わせて着崩すスタイルは、爽やかで素敵です。
しかし、その白シャツの生地や装飾、サイズ感などが正しくないとそのコーデは完成しません。
ビジネスで着用するようなYシャツをそのまま流用するのではなく、カジュアルスタイルに適した白シャツを選ばないとダメなのです。
是非皆さんも正しい知識をもとに素敵な白シャツを選ばれ、休日にジーンズに白シャツスタイルの着こなしを楽しまれてください。
以上です。ご覧いただきありがとうございました！
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