こんにちは!エディです。
私がミニマリストになって良かったこと悪かったことを、メリット、デメリットという区分で改めてまとめてみます。
基本的にメリットが多くなりますが、表裏一体の要素もあるため主観的な感覚が影響します。ある人によってはメリットなことが、別の人にはデメリットになる場合もあります。
そういったことを踏まえつつ、こんな感じ方もあるのか等共感していただけると幸いです。
1 メリット
1-1 支出が減り、貯蓄や投資にまわすお金が増える
- 無駄なモノを買わないので出費が減る
- 最小限の生活スペースで事足りるため、家賃も安くなり生活費全般の単価が下がる
このメリットは大きいです。
お金を増やすには、「収入(入ってくるお金)を増やし、支出を減らすこと」が基本であり、そのうちの支出を減らすことに、ミニマリズムは大きく貢献します。
普段から無駄なモノは買わない、浪費しない習慣が徹底されているため、この効果が継続します。
一過性ではないことがポイントです。
毎月の支出が最小限になり、その余剰資金を貯蓄や投資等の運用に回すサイクルが確立されるのです。
これは、毎月なかなかお金を貯蓄できない、支出が大きくなりがち等に困られている方に、是非、ミニマリストになってみると変わるかもしれないですよ!とお伝えしたいところであります。
1-2 引っ越しが楽
- モノが少ないので、引っ越しかける梱包等の準備が最小限で済む
- 引っ越し代金も、抑えられる
- 引っ越し当日もモノの搬入等もすぐに終わる
- 転職や転勤等にもすぐに対応ができる
このメリットは、イメージしやすいのではないでしょうか。
モノが少ないので、引っ越しの際に移動させる絶対量が少なく、梱包や運ぶのも楽です。引っ越しの費用も安く抑えられます。
転勤が多い方や、引っ越しを頻繁にされる方には、とてもプラスになるメリットです。
なお、引っ越しは、断捨離をする良い機会です。
引っ越しをする時は、移動させるモノは最小限にしたいですし、そうすることで準備や運搬作業も楽、代金も安くなるので、断捨離意識が高まります。
また、梱包をする際、今あるモノを全て表に出すため、不要なモノと必要なモノの切り分け、判断がしやすくなるからです。
引っ越しをうまく活用して、モノを最小限にしていくことをオススメです。
1-3 生活にゆとりが生まれてストレスが減る
- 自分のお気に入りの厳選された質の良いモノのみに囲まれるので気持ちが良い
- モノが少ないので常にスッキリとした空間になる
- 探し物をする時間が無くなる
- 掃除が楽でサッと終わることができる
無駄がなくスッキリした空間は居心地がよく、それが気持ちの余裕や安定に繋がり、その空間の維持もモノが少ないことでより簡単にできるという、プラスのサイクルを生み出します。
掃除もしやすくなるため掃除の頻度も上がり、常に整理整頓される。どこに何があるのかいつも把握をしているため、モノを探す時間や忘れ物をすることも少なくなるのです。
雑多な空間や探し物をする時間、忘れ物をしてしまうこと等は、思ったよりストレスになりますが、そういったものを排除できます。
そのため、ゆとりが生まれて生活が安定するというプラスの効果が生まれるのです。
1-4 自由度や身軽度が増す
- モノに縛られることがなくなるので、身軽度が増す
- 身軽度が増すので、いつでもどこでもいざとなったら行けるんだ!という自由の感覚が芽生える
- 精神的な自由度、身軽度からフットワークが軽くなる
人が移動する際、基本、モノも常についてきます。
その量が少なければ少ないほど、身軽度や精神的な自由度に繋がります。そして、これらは、行動にも繋がりフットワークの軽さを生み出します。
フッチワークが軽く動けるということは、いろんな可能性や経験を引き出すことにもつながるので、とてもプラスです。
ミニマリズムは、「単純にモノを捨てて持たない。以上終わり」ではなく、その先に繋がる効果を意識すると、前向きに意欲的に実践できるのではないでしょうか。
なお、補足ですが、身軽度という観点でいうと、「身支度も最小限で済むため、出かける準備が楽」といったメリットも挙げられますね。
1-5 自分自身と向き合う時間が増える
- 誘惑するモノが少なく、無駄な時間が削られることから、時間に余裕が生まれて自分自身と向き合う場面が増える
人生において、自分自身といかに向き合うことができるかということがとても大切だと私は常々思っています。
ミニマリストになると、無駄な時間が削られるので、向き合う時間を捻出することができるようになります。
スッキリした居心地の良い空間で自分と向き合うため、思考力や判断力も冴えます。
これも見落とせない重要なメリットになりますね。
2 デメリット
2-1 家族や友人等の関係性に影響がでる場合がある
- 自分にとって心地よいことが、家族にとって心地良いとは限らない
- モノを捨てすぎて周囲に迷惑をかける時がある
- モノが最小限しかないので、来客対応等、おもてなしが十分にできなくなる場合がある
ミニマリズムが行き過ぎると、他人を見て気になったり、モノを捨て最小限な生活を送るように干渉したりする様になる場合があります。それは人間関係にも悪い影響を及ぼします。
自分一人で生きている、または、家族や友人等が全員ミニマリスト思考である場合などはあまり関係がない要素ですが、そういったケースは稀です。
ですので、自分は自分と我が道を行くのか、家族や友人等に寄り添うことを選択するのかは、各々の判断になります。
私は、今は後者の寄り添うことを選択しています。そう”今は”です。
過去、極端なミニマリストであった時は、家族にも少し強要してしまい気まずい時がありました。
今は自分の範囲内でのミニマリズムを意識しつつ、家族等の理解を得られるように対話と共感を持ってもらうことを意識しています。
ペースを合わせるとこは合わせ、独立させるところは独立させるなど、ケースによって分けながら生活をしています。
2-2 ゴールや方向性が見えなくなる時がある
- モノを捨てることが目的になり、なぜそうしているのかを見失う時が出てくる
- ミニマリズムのゴールがどこか、どこに向かっているのかわからなくなる時がある
自分が、極端なミニマリストになり、殺風景で冷たい空間で生活を送ることになり、不便で生活に潤いがなくなる時期がありました。
そこから、ミニマリズムの程度を緩めたゆるミニマリストになり、本当に自分にとって必要なモノは残し、上質なモノに囲まれて過ごすシンプルライフの方向性へシフトし始めたのです。
ですので、客観的になり、自分がどういったライフスタイルを真に心地よいのかということを再度徹底して向き合い考えることが大切です。
行き過ぎたミニマリズムはやめた方が良いです。
色々と失敗をしながら方向性に迷いながら修正し、進めていくことが大切です。
3 最後に
今回は、私がミニマリストになって日々感じるメリットとデメリットについて、その効果や弊害を少し俯瞰してまとめてみました。
冒頭に述べた通り、各々の項目において個人の価値観や基準によってメリットにもデメリットにもなる部分も一部あります。
ですが、考え方や発生する事象は共通的なことも多いとも思います。
ミニマリストを一括りにまとめることは難しいですが、色々な考え方を参考にすることで多面的に捉えることができると思いますので、本記事が少しでもその役に立つことができればと思っています。
以上です。ご覧いただきありがとうございました!
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