こんにちは!エディです。
今回は、サラリーマン(会社員)や株に詳しくない方が副収入として株式投資で年間100万円を得るための方法についてご紹介していきます。
ポイントは、預貯金と似たような仕組みで得る事ができる配当収入をメインで考え、毎年増配をするような優良企業の高配当株を株価が安値の時に買う事です。
1 株式投資の配当収入が副収入の手段として最適な理由
1-1 株式投資で利益を得る仕組み
株式投資で利益を得る方法は、大きく3つの方法があります。
- 配当収入(インカムゲイン)
- 株の売買による値上がり益(キャピタルゲイン)
- 株の売買による値下がり益=空売り(キャピタルゲイン)
私は手持ちの現金以外の取引はリスクが大きすぎるために、現物を所有せずに投資対象物を売る契約行為である3の「空売り」は実施しません。
ですので、配当収入であるインカムゲインか株の値上がり益によるキャピタルゲインで利益を得ることを推奨します。
1-2 簡単に安定的な利益を得る事ができる配当収入
配当収入は、配当金を出す企業の株を保有するだけで、日本株であれば年に1~2回に企業が設定した1株あたりの配当金×株数の金額が手に入ります。
一方、株の値上がり益は、自身の株の値動きの予測(読み)結果がシビアに得られる利益に直結します。長期など自身が売却するタイミングのリードタイムを考えて、その時期までに株価が上がることを予測して購入する必要があるのです。
よって、利益を得るための難易度は、配当収入<値上がり益となります。
また、利益を得る事ができる金額の大小については、配当収入は企業が定める一定の金額で頭打ちである一方、株の値上がり益は2倍から10倍(テンバガー)などの値幅を狙うことが可能である手段であり、大きくなります。
これらをまとめると、株に詳しくない方があまり仕組みを理解しなくても安定的に利益を得ることができる手段が配当収入であり、値上がり益はリターンを大きく得る可能性がある一方で株の仕組みや予測するスキルがないと利益を得ることが難しい手段となります。
このとから、サラリーマン(会社員)の副業や株に詳しくない方が預貯金等のお金の運用の代替手段として投資を行う場合は、配当収入をメインで考えると取り組み易いです。
利子収入を得るために銀行にお金を預ける預貯金と同じイメージであり、配当収入のために企業にお金を預けると考えるとわかり易いかもしれません。
預貯金との違いは2つあり、配当金の額が利子とは比較にならない程大きい点、そして預けたお金が企業の株価の推移によって上がったり下がったりする点です。
後者の点については少し不安になるかもしれませんが、基本的には、優良企業の株を安い時に仕込む事ができれば右肩上がりの株式市場※に流れを任せた長期保有をするだけでリスクはかなり低くなります。
※米国の株式市場がこの傾向が顕著であり、日本株も基本的にはこれに倣っていると考えて良いです
↑長期投資の重要性についての記事です
2 配当収入で年間100万円を得るための方法
2-1 約2,000万円の手持ち資金が必要
配当収入だけで年間100万円の収益を得る方法は、ある程度の資金が手元にある場合はすぐに実現します。
例えば、高配当株として人気のJT株のみで配当収入を考えてみます。
JTの配当金は2021年は130円(中間65円、期末65円)ですので、必要株数を逆算する計算式は「必要株数×130円×0.79685(20.315%の税額分を引く)=100万円 」となり、必要株数は約9,650株となります。
2021年8月30日現在の株価2135.5円で9,650株を購入する場合、必要な資金は「20,607,575円」となり約2,000万円が必要となります。
つまり約2,000万円あれば、税引き後利益で年間100万円を副収入として毎年不労所得を確保するとができるのです(※配当金の減配、株価の値下がりによる保有資産価値の減額の可能性はあり)。
私も今は、配当収入だけで年間100万円弱(税引後)の副収入を得ることができています。
無理なキャピタルゲインを狙わなくても、優良企業の高配当株(毎年安定的に増配をしていることが大切)を株価が安値の時に買って放置して置くだけで資産が増えていくからです。(※優良株であれば、毎年の配当収入と値上がり益の両方という素晴らしいリターンをもたらせてくれることもあります)
この方法は、株を買うタイミングと選定さえ間違わなければ上手く回る鉄板の資産運用方法です。
私の配当収入の中心を占めるのは、高配当利回りランキング上位の常連JT株です。
分散投資でポートフォリオを組むこともリスクヘッジのためには大切です。
私は、JTの他に3つの配当株を運用してポートフォリオを形成しています(←この内容は別途記事にしてお伝えします)。
2-2 資金が少ない場合は配当収入とキャピタルゲインを組み合わせる
約2,000万円の資金が手元にない場合で年間100万円の副収入を株式投資で得る方法は、配当収入とキャピタルゲインを組み合わせる事が必要です。
手元に資金がない場合は、基本は10年後等の長い目で配当収入による年間100万円を目指し、配当収入の再投資による複利効果で運用して資金を積み上げていくことが安心で効果的です。
キャピタルゲインを狙うのは、株式投資の最低限の知識とリスクをとった売買が必要になるので難しいからですね。
それでも今すぐ年間で100万円の副収入を得るためには、配当収入だけでは不足する部分をキャピタルゲインでカバーさせます。
例えば、50万円は配当収入として得る事ができる場合は、残りの50万円を一年というスパンの短期投資で株の売買を行ってキャピタルゲインを得るのです。
日々株の板を確認して推移を追いかけながら売買のタイミングを図ることになりますが、数万円をいくつも重ねて50万円に積み上げるパターンや1回の売買で50万円の利益を得るパターンなど方法は様々にあります。
自分の性格や株式投資の知識やスキルの習得具合でやり易い方法を選択していくことが大切です。
短期のトレードはリスクも大きいですが、すぐにでもまとまった収入を確保したい場合は実現する事ができるのも株式投資です。
どちらにしても、資産を積み上げるためには貯金ではなく、毎月少額でも証券口座にお金を入れて投資をする事が大切になってきます。
<参考>投資にオススメのネット証券口座
投資を始めるには、まずは証券口座を開設する必要があります。人気は取引手数料が安く手軽なネット証券であり、「LINE証券」「SBI証券」「楽天証券」が代表的です。
自分が重視する点を軸に選ばれてください。ただし、この中であれば基本的にはどれを選んでも問題ありません。私の様に複数開設してNISAと一般取引などで口座を使い分けるのも一つの方法です。
③楽天証券
証券口座の開設が完了すれば、あとは自分が好きな個別銘柄の株式や投資信託などの金融商品を購入するだけです。
3 最後に
以下、ポイントを再度まとめておきます。
- 株式投資で利益を得る方法は、「配当収入(インカムゲイン)」と「株の売買による値上がり益(キャピタルゲイン)」の2つ
- 現物を所有せずに値下がり益を狙う「空売り」は、リスクが大きいため実施しない
- 「配当収入」は株の知識が浅くても安定的に簡単に利益を得ることができる手段
- 「値上がり益」はリターンを大きく得る可能性がある一方で株の知識とスキルが必要で難しい
- 副業や株の知識が浅い方は、配当収入をメインで考える
- 配当収入を得るには、毎年増配傾向にある優良企業の高配当株を安値の時に買うだけ
- 配当収入だけで年間100万円(税引後)を得るには、約2,000万円の手持ち資金が必要
- 資金が少ない場合は、配当収入と値上がり益を狙う株の売買が必要になる
是非皆様も、株式投資で年間100万円の副収入を得る事にチャレンジされてください。
↓株式投資の勉強にオススメの本↓
以上です。ご覧いただきありがとうございました!
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