家電量販店のキャンペーン活用でアハモからpovoへ乗り換える方法

家電量販店のキャンペーン活用でアハモからpovoへ乗り換える方法

こんにちは!エディです。

ahamo(アハモ)からpovo(ポヴォ)へ家電量販店のキャンペーンを活用して機種変更とMNPで乗り換える際の方法について、私の例をもとにご紹介します。

変更前
  • 端末:iPhone7plus 256GB(simフリー)
  • 契約:ahamo(アハモ)
  • ICチップ:SIM
変更後
  • 端末:iPhoneSE(第二世代)64GB
  • 契約:povo2.0(※1)
  • ICチップ:eSIM

※1 povo2.0に乗り換える前に、au KDDIのピタットプラン4GLTEに当日のみ契約

変更後の「※1」と「eSIM」が、最安の方法でお得に早く機種変更とMNPするキーポイントになります。

私は、家電量販店のキャンペーンで端末代金10円、契約事務手数料(au)3,300円、auの契約プランの100円強(1日分)のみの合計3,500円弱(税込)で済ますことができました。

それでは詳細についてお話ししていきます。

1 機種変更でやっておくこと(家電量販店に行く前の準備)

1-1 使用中のiPhoneのバックアップ

iPhoneユーザーであれば、下記対応をしておきます。

  1. iPhoneのデータをバックアップする
  2. iCloudからサインアウトする
  3. LINE関連のバックアップ(「トーク履歴のバックアップ」と「アカウントを引き継ぐをオン」
  4. モバイルSuicaのカードを消去(アカウントや残高情報がサーバー保管され、復元時に引き継ぐ)
  5. Apple Watchのペアリングを解除する
  6. ゲーム毎にクラウドサーバーへのセーブ等の引き継ぎ等の対処を必要に応じて実施

※LINEはメールアドレスとパスワードの登録確認も忘れずに必要です。

1-2 MNPの予約番号の取得(ahamo)

ahamo(アハモ)サイトからMNPの予約を行います。

24時間受付であり、予約番号は即時に発行されます。その予約番号を機種変更時に受付に提示することで手続きが進みます。

MNP予約番号の有効期間は予約当日を含めて15日間なのでご注意ください。基本的にこの有効期間であれば他社へのMNPが可能です。

(キャリアによっては残り10日間の有効期限をきるとNGになる場合があると一部噂されているため、気になる方は移行先キャリアに事前に確認した方が無難かもしれません。)

なお、携帯電話番号ポータビリティ(MNP)手数料は無料です。2021年10月からドコモ回線契約は解約金制度の廃止でいつ解約しても無料(ドコモ光は対象外)となったため、解約金ももちろん発生しません

また、ahamoの月額利用料ですが、解約月は日割りにならずに一月分かかります

2 家電量販店で機種変更とMNPをする

2-1 MNP機種変更一括0円、1円、10円キャンペーンを利用する

家電量販店では時期毎にお得なキャンペーンを開催しており、iPhoneであれば一世代前(1年前発売)の機種が対象になる傾向があります。

私の場合は、iPhoneSE(第二世代)をMNP一括10円キャンペーンで購入しました。

2-2 店頭では、ahamoからauの回線にMNPで移行する

・povoは端末の販売はありません

povoは現在、端末の販売は行っていないため、povoへの乗り換えと併せて機種変更を行いたい場合、「①先にauの回線契約で機種変更してからpovoへ移行する」か、「②SIMフリーの端末を単独で別途購入して用意する」必要があります。

私は当初povoをその場で契約できると思っていたので、au店員さんから案内を受けた時は驚きました。

なお、②の場合、用意した端末がpovoの対応機種であればSIMカードを差し替えるだけでpovoが利用できますが、必ずpovoの公式サイトで動作確認済みのスマホを事前に確認されてください。

私は家電量販店のお得なキャンペーンを利用するため、au店員さんから案内を受けた①の一度au回線を契約して翌日povoへ移行という選択を行いました。

・最安のピタットプランを契約する

auには様々なプランがありますが、最安のプランは以下になります。

最安プラン
  • ピタットプラン4GLTE(LTE NET、1GB利用時)3,468円(税込、2年定期契約なし※)

※「2年定期契約あり※月170 円割引」にしても良いです。定期契約の場合は契約解除料が1,100円かかる仕組みですが、au⇨povoは無料だからです。私は翌日プラン変更なので定期契約なしにしましたが。

このプランは1GB〜7GBまでの従量制の課金形態です。

私は、このプランを当日のみ契約(翌日にpovoにオンライン申し込みで乗り換え)することにしました。日割り計算になるので実質100円強です(乗り換えた翌日分は、povoの料金のみが日割りで請求されます)。

月の途中でのpovoへのプラン変更は、変更前のauの既存プランと変更後のpovoの料金ともに日割りで計算されます。 まるまる変更前のプランの一月分の料金がかかる訳ではないので、いつpovoに変更しても安心です。

なお、povoへの変更は翌日(私の場合、翌日9時以降で実施可能でした)にしかできませんので注意です。au加入同日にpovo2.0への移行はできないのです。

また、auのプランは新規契約になるので契約事務手数料は3,300円(税込)かかります。これはしょうがないですね。povoは受付等をオンライン限定にすることで、新規事務手数料や解約金等の各種手数料を全て無料にしています(後述)。

店頭での手続きにかかる時間は、最低1時間、混雑状況に応じて2時間程度みておいた方が良いです。私は1時間半程度かかりました。

余談

au契約から翌日にpovoに変更するのは、特に問題ありません。
au店員さんからもpovoに変更する際の案内を受け、注文書に「翌日povoへ移行」と記載されてサポートを受けました。これはよくあるそうです(※povoの詳細は自身で調べて手続きが必要)。
なお、当然契約後すぐにauを解約して他社へ移行するのは道徳的にやめた方が良いです。ブラックリストの問題もありますしね。

<参考>口コミで評判の「にこスマ」で中古iPhoneを安く買う

手持ちのiPhoneが寿命を迎え、新しいiPhoneが必要になった時は、中古のiPhoneで安く済ますという方法もあります。

例えば、伊藤忠商事グループが運営する「中古iPhone販売サイト にこスマ」というオンラインショップがあります。

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中古スマホを購入する際は、端末の傷や不具合等の有無、サポート体制や会社としての信頼性が気になるところですが、にこスマは安心して利用できます。

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気になる方は、一度チェックされてみてください。

3 家電量販店から帰宅後に新しいiPhoneへデータ移行する

3-1 データ移行は必ずWiFi接続で行う

家電量販店で新しい端末を受け取った後は、自宅に戻ります。

(余談ですが、JRなどの交通期間でモバイルSuicaで乗車する際に、モバイル回線を解約した(圏外状態)古いiPhone端末でもきちんと読み取られて改札を通過することができますので安心してください。)

自宅に戻った後は、バックアップしておいたデータを新しいiPhoneで復元します。

なお、この時の注意点が、復元する際に必ずWiFi接続された状態で行うということです。

前述のように最安のauのピタットプランは従量制のため、復元の際のアプリの再DL等で数十GB使用し、料金が跳ね上がってしまう恐れがあるからです。

最安で移行手続きを済ますためにも、povoへの移行までにモバイルデータ通信を極力使わない工夫が必要です。

なお、新しいiPhoneへデータ移行が完了すれば、その後古いiPhoneは処分することができます。

※私はゲオで売却し意外と高値で売れました。

4 翌日、自宅でオンラインでauからpovoへ乗り換え手続きをする

4-1 povoへの乗り換えは各手数料無料

auからpovoへ乗り換える場合、「契約解除料」「番号移行手数料」「新規事務手数料」は発生しません。他にも、povoは基本的にすべての事務手数料が無料です。SIMカードやeSIM再発行時の費用、手数料も無料となっています。

そのため、auからpovoへの乗り換えであれば無駄な手数料の心配がなくて安心です。

⭐️参考情報ですが、2022年5月9日より、Amazonでもahamo(NTTドコモ)、LINEMO(SoftBank)、povo2.0(KDDI)のオンライン専用格安プランの取り扱いが開始されました。

アマゾン経由で申し込むことで特典としてポイントが付与されたりと、通常申込よりもお得になります

4-2 sim変更を端末そのままでやること

・バックアップ等は不要

基本的には端末内のデータは初期化等で消えることはなく、そのままです。MNPの乗り換えで行ったiPhoneのバックアップやLINEのアカウント引き継ぎ等は必要ありません。

端末そのままでSIMを入れ替える時は、必要な作業が特になくて楽です。

・SIMとeSIMのどちらにするか選ぶ

auからpovoに乗り換える際は、SIMとeSIMのどちらかを選べます(発行手数料はどちらも無料)。

基本はSIM発行ですが、以下の場合はeSIMを選んだ方が良いです。

eSIMを選んだ方が良い時
  1. すぐにpovoへ変更したい
  2. デュアルSIMで利用したい

SIMカードの発行だと郵送になるため、早くても2~3日、通常4〜5日程度かかります(お住まいの地域や混雑状況によって異なり、それ以上かかる場合もあり)。

また、デュアルSIMで他回線のSIMカードも利用している時は、eSIMの利用であれば面倒な手続きがなく簡単です。ただし、eSIMに対応したiPhoneかどうかは事前に必ずpovoの公式サイトにてご確認ください。

私は即時開通がしたかったのでeSIMを選びました。

なお、eSIMは最近povoなど大手キャリアでも採用され始めましたが、人気は楽天モバイルです。

主回線と副回線のデュアルSIM使いの場合、povoと組み合わせると相性が良いです。

4-3 auからpovoへの契約乗り換えとeSIM発行の手続き

auからpovoに乗り換える際は、驚くほど簡単です(※WiFi環境は必須です)。

私の場合、契約変更自体はこちらから行い5分ほどで完了、eSIM発行の手続きも、povo公式サイトから画像付きの案内ページと動画を見ながら行って10分程で終わりました。

eSIMの有効化方法~iPhone篇~

ITリテラシーが高い低い関係なく、スムーズにいけると思います。

注意点を挙げるとすれば2つあります。

一つが、変更前のauのSIMカードをeSIMの開通手続きが完了するまで挿入した状態で行うのですが、eSIMが有効化された後に抜き出すことを忘れないことです。

入れていたままでも良いのですが、デュアルSIM状態になって主回線と副回線の設定をしなくてはいけなくなるからです。ただし、その場合でもSIMカードを抜けば良いだけなので問題ありません。

二つ目が、povo2.0の切り替えに伴うeSIM有効化の即時反映が9時~21時(年中無休)となっているのでご注意ください。21時以降で有効化を行った場合は、翌日の9時以降順次有効となります。

 <余談>:SIMの破棄は自分で行う

SIMカードの破棄はシュレッダーやハサミで数カ所切って捨てれば良いです。

セキュリティ意識が高い方は、破片を別々のゴミ袋に入れて捨てると聞いたことがありますが、基本細切れになればデータの復元は不可能と考えて大丈夫です。

5 最後に

今回、私の実例を踏まえ、家電量販店でMNP機種変更キャンペーンを活用しながら割安でahamoからpovoへ変更する方法をご紹介しました。

仕組みを理解して賢く対応すれば余分な費用を払うことなく乗り換えることができ、新しいiPhone端末も手に入ります。

iPhoneの機種変更や携帯キャリアのMNP、プラン変更を検討されている方の参考に少しでもなれば幸いです。

以上です。ご覧いただきありがとうございました!

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