こんにちは!エディです。
ブログ運営者の大半が利用しているGoogleアドセンスですが、適切な利用をしないとGoogleから利用停止勧告を受けることがあります。
その原因の一つとして、自分の広告をクリックする行為(自己クリック)や広告を自分で過度に表示させる行為(過度なインプレッション)があります。
それらの行為をしないこと、防止することが必要であり、今回はその対策方法についてご説明していきます。
1 アドセンス広告の自己クリック防止の必要性
Google AdSense(アドセンス)を利用されている方は、自分のページに表示される広告を自分でクリックしたり、過度に表示させたりすることは避ける必要があります。
なぜなら、Googleから故意にアドセンスの収益を上げようとする行為とみなされ、アドセンスの利用停止処分を受けるリスクがあるからです。
何も対策をしていないと現状のWordPress管理画面では投稿編集中のプレビュー画面やページアクセス時に広告は表示され、誤クリックしてしまうことがどうしてもあります。
そのため、自身がブログサイトにアクセスした時は広告を非表示にすることが望ましいですが、以前は「Google Publisher Toolbar」を利用して対策ができていたのですが、今はそのようなツールは残念ながらありません。
現在は、WordPress利用者はphpによる条件分岐で管理者ログイン時のみ広告を表示させない設定や、無料ブログ運営者は広告ブロッカー等での対策をせざるを得ない状況です。
しかし、WordPressでCocoonを利用する人は、意外な方法で簡単に防止策を打つことができます。
その方法について続いてご説明していきます。
2 自己クリックを防止する簡単な方法
2-1 アクセス解析全般設定で記事内広告を非表示にする
WordPressでCocoonのテーマを利用している人であれば、アクセス解析ツール全般で自身のアクセスをカウントしないようにする設定は簡単にできます。
この設定をするだけで自身のアクセスが分析対象外となり、GoogleアナリティクスのIPアドレス除外設定や「Google Analytics オプトアウト アドオン」プラグインでの設定は必要ありません。
そして、この設定の意外な効果がもう一つあり、記事中に埋め込んだアドセンス広告が表示されなくなることです。
手動広告で記事中に埋め込んだアドセンス広告は自身のアクセス時には表示されなくなくなり、誤クリックや過度なインプレッションを心配する必要がなくなります。
ただし、サイドバー等にウィジェットでアドセンス広告を表示させている場合は広告が非表示されないので注意が必要です。
その場合は次に説明する「Widget Logic」(※)というプラグインを使えば解決します。
※このプラグインは、元々はページの種類で広告の表示や非表示を切り替えるために使うものです。
2-2 「Widget Logic」でウィジェット内広告を非表示にする
WordPressの管理ツールバーを表示中は広告ウィジェットを非表示にする設定が必要であり、「Widget Logic」のプラグインを使います。
設定は難しくありませんので、以下手順を書き出しておきます。
※1 ( is_home() || is_single() ) && !is_admin_bar_showing()は、記載してある括弧()等を全て含めるので注意
※上述の意味は、「(トップページ、または、投稿記事の場合)、かつ、WordPress 管理ツールバーが表示中でない場合、ウィジェットを表示する」です。
この設定をすることで、ウィジェット内の広告も表示されなくなります。
3 最後に
ワードプレスのCocoonのテーマを利用している方は、簡単に広告の非表示設定ができますので便利です。
自身の利用用途や目的に合わせて設定される際に、少しでもご参考になれば幸いです。
以上です。ご覧いただきありがとうございました!
コメント