こんにちは!エディです。
今回は、私も6900株保有するJT(日本たばこ産業)株についてお話ししていきます。
JT株は2010年以降成長株として注目され、右肩上がりで株価が上昇してきましたが、2015年以降は国内の受動喫煙対策の強化や喫煙者減少による収益減に嫌気がした投資家から売られ、暴落しました。
しかし、2021年以降、海外たばこ事業の堅調や高配当株としての価値の再見直しから人気が高まりつつあります。
また、コロナ禍の社会情勢や景気動向に業績が左右されないディフェンシブ銘柄としても投資資金が集まっています。
今の割安のJT株はインカムゲインだけではなくキャピタルゲインも狙える状態にあり、将来性を見込める今注目すべき銘柄です。
1 今後のJT株の将来性に期待して投資する意義とは
1-1 暴落後の下げトレンドから脱却する見込み
JT(日本タバコ産業)は、財務省所管のたばこ並びに医薬品、食品・飲料を製造・販売する日本の特殊会社であり、日本専売公社のたばこ事業を引き継いでいます。
JT(日本たばこ産業)株の特徴として、2010年から5年間、海外で利益を成長させる「成長株」として右肩上がりで株価が上昇しましたが、2016年以降は国内での喫煙者減少による利益減の嫌気から株価下落(暴落)が続いていました。
売り時を逃して含み損を抱えた投資家も少なからずいます(※高い配当利回りのJT株の場合は、長期投資により含み損も配当金で相殺することも十分可能ですが)。
しかし、2021年以降は割安の株価に加えて高配当を得られる株として再評価されるなど注目を集めています。
過去に暴落した経験を持つことからJT株は敬遠されがちですが、次に述べるような期待が市場から集まることで、その心理が払拭されつつあります。
1-2 JT株はどこまで下がる?危険だから買ってはいけない?の罠
JT株に期待されている点は以下です。
- 優良で堅固な財務基盤と収益基盤による高水準の株主還元(インカムゲイン)の継続
- 「売られすぎ」割安状態からの上昇によるキャピタルゲイン
- 海外たばこ事業の増収増益
- 値上げやM&Aによる高収益の維持
- ディフェンシブ銘柄としての安定性
- 次世代タバコの巻き返し
これらの期待が今高まっていることから、株価は下げ止まり、今後継続して上昇する可能性も高いです。
JT株を「危険」、「買わない」と敬遠する方は、そのこと自体が「大きなリターンを得る機会の損失」に繋がるリスクも十分考慮した方が良いかもしれません。
割安の今こそ、インカムゲインとキャピタルゲインの両方を狙えるポジションにあるからです。
1-3 今のJT株は割安の高配当株である
2022年1月時点の指標等の情報は以下になります。
- PER:12.5
- PBR:1.4
- 配当利回り:6%前後(※2022予想 年150円)
- 株主優待:最大13,500円の自社グループ商品(※)
※株主優待の詳細はこちら↓
PBRは妥当、PERはやや割安という水準ですが、配当利回り6%前後と充実した株主優待がポイントです。
特に配当利回りは、東証1部の配当実施企業の平均利回り1.79%(2021年9月時点)と比較するとかなり高いことがわかります。
※配当の権利確定日等はこちら↓
1-4 JT株で配当金生活を送ることが十分可能
JT株へ全投資している方がいるように、高い配当利回りから他の高配当株へ分散するよりも少ない資金で効率的に配当金生活を送ることが可能です。
例えば、年400万円(税引前)の収入をJT株の保有だけで実現しようとすると、配当金が年150円の場合、26,666株あれば可能です。今の株価1株約2,300円で換算すると約6100万円で可能になります。
よく日本人の平均年収を株式投資による不労所得で実現しようとすると、年利4%で1億円が必要と言われますが、高い配当利回りを持つJTであればその約6割の資産で可能になります。
そのうえ、今の割安の株価(長期的にみて)で仕込めばキャピタルゲインによるリターンも期待でき、減配リスクさえ回避すればかなり効率的な運用になるのです。
私はJT株が全てではないですが、含めたポートフォリオで年100万円の配当収入を得ることが出来ています↓
<参考>オススメのネット証券口座
投資を始めるには、まずは証券口座を開設する必要があります。人気は取引手数料が安く手軽なネット証券であり、「LINE証券」「SBI証券」「楽天証券」が代表的です。
自分が重視する点を軸に選ばれてください。ただし、この中であれば基本的にはどれを選んでも問題ありません。私の様に複数開設してNISAと一般取引などで口座を使い分けるのも一つの方法です。
③楽天証券
証券口座の開設が完了すれば、あとは自分が好きな個別銘柄の株式や投資信託などの金融商品を購入するだけです。
2 最後に
JT株は、2015年以降の暴落時から危険、買ってはいけないなどと思われる銘柄になり、安定した財務基盤や収益基盤があるにも関わらず割安となりました。
国内での喫煙者減少による利益減は続くものの、増収増益の海外たばこ事業やたばこ以外の事業など収益源の多角化により持続的な成長が見込めます。
高配当で株主優待も充実するJT株を割安の時に仕込めば、将来的なリターンは大きくなります。
今後もJT株の動向には注目です。
以上です。ご覧いただきありがとうございました!
※本記事は、ご紹介した銘柄の投資を推奨するものではありません。当ブログは責任を負いませんので、投資決定はご自身の判断と責任のもとお願いいたします。
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