こんにちは!エディです。
投資をしている方なら誰もが知っているであろう「ウォーレン・バフェット」の人生を通し、投資の哲学と手法が学べる本『マンガでわかるバフェットの投資術』をレビューします。
この本は、バフェットの投資術に共感し、動向を追っている日本大学商学部教授の濱本明氏が総監修をされています。
バフェットの人生と行動を時系列で追いながら当時の投資手法が解説されているため、バフェットの投資哲学や投資原則をわかりやすく知ることができるのでオススメです。
1 個別株の投資家にオススメ
個別株投資をしている方の中には、どんな企業を選び、どのタイミングで投資をするべきなのか悩んでいる方も多いと思います。
世の中には様々な投資手法や分析手法があるため、どれが自身に合うものか試行錯誤しながら導き出していくことになりますが、なかなか一筋縄ではいきません。
「バリュー株投資」「グロース株投資」「高配当株投資」「バリュエーション分析」…etc
そんな時は、成功者の方法を学び真似ることが近道です。
「オマハの賢人」「投資の神様」と呼ばれるバフェットの投資方法は実は決して難解なものではないため、個人投資家でも踏襲しやすく再現性が高いです。
そのため、投資を行う人であれば知っておいて損はありません。
現在の投資環境にも合わせながら採用することができるエッセンスがたくさん詰まっているバフェットの投資方法こそが、個人投資家にオススメなのです。
なお、この本は一部マンガを挿入しつつ、さすが大学教授監修のとてもわかりやすい構成と解説で進むため、「初心者」から「バフェットとは?を知りたい方」など幅広い方にもオススメできる良書です。
※初心者に他にオススメの本はこちら↓
様々な本を読んで知識を吸収されてください。
2 バフェットの投資原則の全体像がわかる
バフェットの人生を時系列で追いかけながらストーリー仕立てで進むため、頭に入ってきやすいです。
その時々にバフェットが取った行動や言葉が紹介され、その背景や意味を明快でわかりやすい解説でまとめられています。
そして、彼に多大な影響を与えた「ベンジャミン・グレアム」や「フィリップ・フィッシャー」などの経済学者・投資家との出会いを通し、バフェットの投資原則の変遷も辿ることができます。
初めは、バフェットが「師をはるかに超越した存在」と称した経済学者・投資家のベンジャミン・グレアムとの出会いで定量分析を重要視し、バリュー投資が中心だったこと。
グレアムの理論に限界を感じた頃に「フィリップ・フィッシャー」に出会い、事業内容や経営者の資質などの数字には表れない定性分析を重視するフィッシャー理論を取り入れ、グロース投資で資産を増やしていく過程などが知れます。
様々な経験をしながらバフェット独自に固められた投資原則は、シンプルで明快であり、どんな投資家でも取り入れやすい内容というのがよくわかります。
投資家が着目するべきポイントややってはいけない行動などもバフェットの行動例を通して具体的に整理されているので、個別株を中心に投資をしている方などには必見です。
特に「逆張り」の投資家としても有名なバフェットが、市場が過熱気味の時にどんな行動を取っていたのかは、個人投資家が陥りやすい「右肩上がりの高い時に買い、暴落して損失を被る」といった失敗への戒めにもなります。
下記はバフェットの言葉です。
「他人が貪欲になっているときは恐る恐る、周りが怖がっている時は貪欲にー」
『マンガでわかるバフェットの投資術」
投資初心者の方はもちろん、投資に慣れている方も、今一度肝に銘ずる有益な言葉や行動に出会うことができるのではないでしょうか。
3 最後に
『マンガでわかるバフェットの投資術』は、投資の神様と呼ばれる「ウォーレン・バフェット」の人生を通し、投資の哲学や投資原則・投資手法がわかりやすく学べる本です。
読み始めると面白いため、私は2~3時間で一気に読み終えました。
バフェットについて知りたい方や個別株投資をしている方などは是非チェックされてみてください。
以上です。ご覧いただきありがとうございました!
<参考>オススメのネット証券口座
投資を始めるには、まずは証券口座を開設する必要があります。人気は取引手数料が安く手軽なネット証券であり、「LINE証券」「SBI証券」「楽天証券」が代表的です。
自分が重視する点を軸に選ばれてください。ただし、この中であれば基本的にはどれを選んでも問題ありません。私の様に複数開設してNISAと一般取引などで口座を使い分けるのも一つの方法です。
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